クインクス [東京グール]

概要

所属：真戸班（当初）→ ロゼ編後は 和修政 率いる S2班
統括：局長・和修吉時（編成指示）／メンター：佐々木琲世（一等）
評価：問題児揃いで当初は平子班の“成績3分の1”。オークション掃討戦で戦果を挙げ、全員出世。
位置付け：人間の身体に“赫包”をインプラントしたハイブリッド捜査官集団。

クインクスとは

・『クインケを体内に内蔵した兵士』。
・喰種の赫子を基材とする武器（クインケ）の“形状固定”という欠点を、内蔵化で補う設計。
・半喰種に似て“片目だけ赫眼化”（Qs表現はトーン）。
・通常の食事は可能だが、Rc値が1000超で不可に。
・Rc指標（目安）：人間 250〜500 ／ 喰種 1000〜8000。

クインクス施術（赫包インプラント法）

・嘉納の半喰種化施術に着想を得た地行甲乙の手法。
・喰種由来の赫包を“クインケ鋼材”でコーティングし、体内へプラント。
・安全と管理のため「フレーム」段階を5段階で制御（稼働率調整）。
・当初：佐々木を除き全員F2（稼働率40%）。フレーム解除＝「フレームアウト」。
・施術者は退官後も半永久的な生活補償が付与。

能力と制約

・長所：赫子の可動／身体能力の強化／一部五感の発達（個体差あり）。
・制約：喰種以下のRc細胞量／鋼材による能力制限／F4到達時の暴走リスク／継続時間の短さ。
・当初は半喰種に劣るが、実戦で成長し単体でSレートに渡り合う例も。

主な戦歴・経緯

・オークション掃討戦：全員が戦果を挙げ出世、周囲評価が改善。
・ロゼ編後：S2班へ転属。以降、各員が独自の覚醒／挫折を経験。

メンバー（初登場時階級）

・佐々木琲世（一等）／メンター　Rc：2753　赫子：鱗赫
　心優しい指導官。正体は“彼”。ロゼ後に記憶回復→メンター辞任→黒い死神として苛烈化→コクリア襲撃で離反。

・瓜江久生（二等）／班長　Rc：902　赫子：甲赫　五感：嗅覚
　礼節の裏に野心と猜疑。ロゼで不知殉職後、再班長。内密にフレーム増強、喰種化の進行が示唆。六月へ淡い恋慕。

・六月透（三等）　Rc：655　赫子：尾赫　五感：視覚
　男装の少女。学生時代の名残で“先生”と慕う。オークションで覚醒。しかし本質はサディスティックな連続殺害者で、家族殺害の過去は自作。流島で暴走。

・不知吟士（二等）　Rc：920　赫子：羽赫　五感：聴覚
　派手だが仲間想い。妹の治療費のため捜査官に。オロチ戦後に班長就任。ロゼでノロに単騎挑み殉職。

・米林才子（二等）　Rc：850　赫子：鱗赫　五感：嗅覚
　陽気なオタク。親の補償金目当てで入局、当初は怠惰。ロゼでの痛恨を機に覚醒、以降は副班長として瓜江を補佐。

・髯丸トウマ（三等）　Rc：不明　赫子：尾赫　五感：不明
　ロゼ後加入。熱血で真っ直ぐ。瓜江・米林を敬慕し、人助けを生きがいに。

・小静麗（一等）　Rc：不明　赫子：甲赫　五感：不明
　ロゼ後加入。白日庭の英才。冷静寡黙、ハイルを姉のように慕う。主にクインケ戦法。

・安浦晋三平（二等）　Rc：不明　赫子：羽赫　五感：不明
　ロゼ後加入。安浦清子の甥。成績は平凡だが伯母を敬愛。カネキに伯母が重傷を負わされた件で復讐心を抱き危険化。

用語メモ

・フレーム：F1〜F5の制御段階。F2＝稼働40%。上げるほど強力だが暴走リスク増。
・フレームアウト：フレームが外れ制御不能に陥る状態。
・Rc値：喰種・赫子活性の指標。1000超で通常食が困難に。

ユーザーの声

> “人造の力”に翻弄されながら、各人が選んだ現実と地続きの成長が刺さる。
> 問題児の寄せ集めが、戦場で“班”になっていく過程が一番の見せ場。

閉じる