鱗赫 [東京グール]
鱗赫（りんかく）は喰種の赫子（かぐね）の一種で、腰部付近に赫包を持つタイプ。<br> 鱗状の装甲としなやかな触手状の赫子を展開し、圧倒的な攻撃力と再生力を兼ね備える。
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特徴
・赫包の位置：腰付近。
・形状：鱗状の装甲を伴う触手／触腕型。
・長所：しなやかな動きと一撃の破壊力。Rc細胞の結合力が強く再生能力が高い。
・短所：結合しやすさ＝脆さにも直結。再生を超える損傷には極めて脆い。
・戦闘傾向：高機動・高火力の突撃型。リーチと再生性を活かした“継続型アタッカー”。
代表的な喰種・クインクス
金木研
リゼの臓器移植により半喰種化。腰部から伸びる鱗赫触手を展開し、俊敏かつ強力な打撃を得意とする。後に赫者化して“ムカデ”形態へ進化。
神代利世（リゼ）
カネキを喰種へ導いた張本人で、鱗赫の高い攻撃性を象徴する存在。赫子のしなやかさと速度は圧倒的。
ヤモリ（ジェイソン）
アオギリの樹幹部。右腕を巨大な鱗赫で覆い、打撃主体で戦う。暴力的で攻撃一辺倒のファイター。
カナエ=フォン・ロゼヴァルト
月山家の執事。流麗な体術と赫子制御を併せ持つ。美貌と忠誠を兼ね備える青年。
佐々木琲世
クインクス班メンター。カネキの記憶を宿し、鱗赫由来の赫子を扱う。赫包出力を理性的に制御できる稀有な個体。
米林才子
クインクス班所属。稀に見る高適性者。鱗赫の攻撃力を活かしSレート喰種にも致命傷を与える。
代表的なクインケ（鱗赫由来）
・フエグチ（所持者：真戸呉緒／真戸暁）
鱗赫のしなやかさを活かした中距離型クインケ。柔軟性と切断力に優れる。
・13’sジェイソン（所持者：鈴屋什造）
ヤモリの赫包由来。連撃型の高火力クインケで、鈴屋の代名詞。
・クロイワspecial（所持者：黒磐巌）
高耐久の重装タイプ。切断よりも防御兼制圧を重視。
・ロッテンフォロウ（所持者：キジマ式）
触腕を模した連撃系クインケ。捕縛・殲滅の両運用に長ける。
戦闘スタイルの傾向
・主軸：高速突進と再生を駆使した“攻防一体戦”。
・長期戦に強い反面、瞬間的な過負荷に弱い。
・他赫種（甲赫／尾赫）への相性では、甲赫を押し切る火力を持つ一方、尾赫の圧力には不利。
総評
鱗赫は“攻撃性と再生力の両立”を象徴する赫種。
その華麗な触手の動きは舞踏のようでありながら、ひとたび放たれれば都市構造を貫く威力を持つ。
金木研やリゼといった象徴的存在の赫子として、『東京喰種』世界の原型を形づくる赫種でもある。
