甲赫 [東京グール]
甲赫（こうかく）は、『東京喰種』における喰種の赫子（かぐね）の一種であり、肩甲骨下に赫包を持つ「防御型」の赫子タイプ。金属のように硬質な性質を持ち、圧倒的な耐久力を誇る。
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概要
位置：肩甲骨の下（背面）
形状：装甲・盾・槍・刃状など
性質：硬質・重量・防御特化
戦闘距離：近距離（接近戦）
甲赫は“鎧”のような赫子を生成するため、防御力に優れる反面、
重量が増すことで動きが鈍くなるという弱点を持つ。
純粋な殴打・斬撃にはほとんど耐えるため、拠点防衛や近距離制圧戦に強い。
他の赫子に比べて消耗が少なく、継戦能力にも優れているため、
熟練喰種の多くが主力武器として使用している。
特徴
・高い防御性能と安定性。
・反撃型・防御型の戦闘スタイルに適応。
・重量のため、スピードや跳躍力が犠牲になりやすい。
・赫者化すると全身装甲のような姿に変化し、攻防一体の戦闘が可能。
代表的な喰種・クインクス
月山習（つきやましゅう）
月山財閥の御曹司にして、美食家（グルメ）の異名を持つ。
赫子は薄い螺旋状の甲赫で、槍・盾など自在に変形する。
攻防のバランスが高く、優雅な戦闘スタイルを見せる。
霧嶋新（きりしまあらた）
霧嶋董香と絢都の父。通称「骸拾いのアラタ」。
赫者化した姿でCCGと交戦し、その赫包は後に「アラタスーツ」として再利用された。
人間との共存を願う温厚な人物だった。
ナキ
元13区のS級喰種。甲赫の使い手で、防御を生かした接近戦を得意とする。
ヤモリに心酔し、彼を「神アニキ」と呼んで慕っていた。
瓜江久生（うりえひさお）
クインクス班の副班長。甲赫由来のクインクス能力を持つ。
高い防御と攻撃を兼ね備えた万能型であり、
クインクス班の中でも突出した戦闘力を持つ。
代表的なクインケ
ドウジマ1/2
所持者：張間／亜門鋼太朗
ドウジマの派生型。重量があり威力は絶大。
クラ
所持者：亜門鋼太朗
真戸呉緒の遺品クインケ。刃と盾を兼ねた甲赫型。
赤舌（せきぜつ）
所持者：法寺項介
両刃の巨大な剣型クインケ。破壊力重視の甲赫。
タルヒ
所持者：宇井郡
高出力の甲赫武器で、連撃に耐える強度を持つ。
IXA（イクサ）
所持者：有馬貴将
甲赫の最高峰に位置するクインケ。
攻防一体の可変構造を持ち、有馬の代表武器の一つ。
アラタシリーズ
所持者：篠原幸紀、黒磐巌、亜門鋼太朗
霧嶋新の赫包を利用して開発された“生体装甲”型クインケ。
防御力と再生力を併せ持ち、まさに“生きた鎧”。
ぼくさつ2号
所持者：米林才子
小型ながら高出力の甲赫型クインケ。
総評
甲赫は「盾」と「鎧」を象徴する赫子。
攻防のバランスでは尾赫に劣るが、防御面では群を抜く。
熟練者が使えば、反撃も兼ね備えた最強の防壁となる。
ユーザーの声
> 「甲赫はまさにタンク職。見た目も重厚でかっこいい。」
> 「アラタスーツの設定が哀しいけどロマンがある。」
> 「IXAを構える有馬の姿は“東京喰種”の象徴そのもの。」
