尾赫 [東京グール]
尾赫（びかく）は、『東京喰種』に登場する喰種の赫子（かぐね）の一種であり、喰種の分類体系における４つのタイプのひとつ。尻尾のような形状を持ち、バランスに優れた中距離戦型。
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概要
位置：尾てい骨付近に赫包を持つ
形状：鞭・槍・尾状など可変
戦闘距離：ミドルレンジ
特徴：攻守のバランスに優れ、突出した弱点がない
赫子の中では最も平均的な性能を持ち、
扱いやすい反面「決め手に欠ける」と評されることも多い。
戦闘では鞭のように振り回して牽制したり、
刺突・薙ぎ払いといった多彩な攻撃が可能。
尾赫の赫包を素材としたクインケは安定性が高く、
新米捜査官に支給される標準装備としても重宝されている。
特徴
・攻撃力、防御力、機動性のバランスが良い。
・反応速度は速く、射程も中距離に適している。
・一方で瞬発力や破壊力に欠けるため、戦術的判断力が求められる。
・赫者化した際は尾が複数に分岐し、360度の攻撃が可能となる。
代表的な喰種・クインクス
西尾錦（にしおにしき）
20区所属の喰種。大学生として人間社会に潜伏している。
口癖は「クソ」。尻尾状の尾赫を自在に操り、格闘技のような戦い方を得意とする。
「にしキック」の異名を持ち、再生能力も高い。
鯱（シャチ）
元6区リーダー。SSレートの喰種。
赫子はシャチの尾のような巨大な形状で、爆発的な瞬発力を誇る。
常識を超えた跳躍・打撃を繰り出す凄まじいフィジカルを持つ。
瓶兄弟（びんきょうだい）
アオギリの樹に所属する双子の喰種。
共に尾赫の使い手で、連携攻撃を得意とする。
CCGからは「しっぽブラザーズ」と呼ばれている。
ノロ
アオギリの樹の幹部。巨大な口が描かれたマスクを着用する異形の喰種。
尾赫に分類される赫子を持ち、桁外れの再生能力を併せ持つ。
その赫子は捕食型で、相手を喰らいながら攻撃する。
六月透（むつきとおる）
クインクス班の一員。赫包を尾てい骨に埋め込まれた改造人間（クインクス）。
真面目だが臆病な性格で、血を極端に恐れる一面もある。
赫眼の制御ができず、常に片目を隠して生活している。
関連：尾赫型クインケ
尾赫由来のクインケは汎用性が高く、
剣・鞭・ブレード状など様々な形状に加工される。
扱いやすさから、主に初任捜査官の訓練用装備として採用されることが多い。
主な使用者：鈴屋什造／伊庭藤重／六月透（クインクス体内） など
総評
尾赫は、派手さこそないが安定感に優れた“万能型”。
戦場における立ち回りを覚えるには最適な赫子であり、
人間と喰種、両者の戦いの“基礎”を象徴する存在でもある。
ユーザーの声
> 「尾赫って地味だけど、一番“生き残る力”があるタイプ。」
> 「西尾と鯱の対比が最高。理性派と本能派の尾赫って感じ。」
> 「赫者化した尾赫の多方向攻撃シーン、あれは鳥肌モノだった。」
