ミルキ=ゾルディック

所属・基礎データ

ゾルディック家の次男。 身長182cm／体重141kg／血液型A型／年齢17歳（ハンターズガイドでは19歳）
CV：石塚堅（1999年フジテレビ版）／斉藤貴美子（2011年日テレ版）
常に間食をしており、「コフー」という独特な呼吸音が特徴。 幼少期からの肥満体質だが、涼しげな目元と整った髪型から「痩せればイケメン」と評されることも多い。
両親のことを「パパ」「ママ」と呼び、ゾルディック家の中では比較的常識人。 ただし従者ツボネには「殺し屋にも道理がある」として快く思われていない。

人物・性格

10歳の頃からほぼ外出していない根っからの引きこもりで、ゲームやフィギュア収集を好む。
しかし外出そのものを嫌っているわけではなく、必要があれば社交的に振る舞うことも可能。 いわゆる“社交力を持つオタク”タイプである。

兄弟仲はキルアとの関係が中心に描かれる。キルアからは「ブタくん」と呼ばれ刺されたこともあるが、 彼の性格を理解し、「才能はあるが殺し屋には向いていない」と冷静に分析している。
イルミやアルカのように極端な執着を見せることはなく、ゾルディック家の兄弟の中では 最も“普通に話が通じる人物”とされる。

活動・能力傾向

職業的には暗殺業ではなくネットワーク関連の仕事に従事。
自室には複数のモニターと端末を設置し、ハッキングやプログラム開発を行う。 プログラム・機械・爆薬に関する知識が豊富で、蚊サイズの超小型爆弾などを開発している。
また、キルアの特製ヨーヨーも彼が製作した可能性が高く（キルアの「アニキ特注」発言による）。

理論派ではあるが暴走気味の面もあり、ゼノからは「頭はいいがバカ」と評される。
ヨークシン編ではオークションでゲーム『グリードアイランド』を落札するため15人の暗殺を請け負い、 「150億貸してくれ」と父シルバに電話を入れる場面がある。 この時は個人として仕事を請け負っており、組織の依頼ではない。

念能力

系統：操作系能力者（冨樫義博展で明言）
詳細な能力名や技の描写はないが、 彼の開発能力や精密機器の扱いから、微細操作を得意とするタイプと考えられている。

読者の声・評価

読者・SNS上では「天才オタク兄」「キルアの現実的な理解者」「痩せたらイケメン枠」などの声が多い。
一方で、才能を持ちながら生かしきれない姿に「ゼノの言葉が刺さる」「凡庸な天才」といった評価も見られる。
ゾルディック家の異端揃いの中で最も“人間的”な存在として、一定の人気を持つキャラクター。

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