ゾルディック家 [ハンターハンター]

所属・基礎データ

居住地：パドキア共和国・ククルーマウンテン（標高3700m）
構成人数：10人（高祖父〜五兄弟まで）
特徴：完全自給自足の山岳邸宅。塀外周全域が私有地。
象徴：正門に設置された「試しの門」（開放には膨大な握力が必要）

バスツアーも運行されるほど有名な観光地でありながら、 侵入者は全て守衛・番犬・執事たちによって排除される。 ゾルディック家の屋敷は、巨大な警備体制と念能力を併用した要塞そのものである。

一族構成

高祖父：	マハ＝ゾルディック（強化系能力者）
	ネテロと並ぶ高齢の暗殺者。過去に彼と交戦歴あり。現在も現役とされる。
祖父：	ゼノ＝ゾルディック（放出系能力者）
	熟練の暗殺者。息子シルバと共にクロロ戦・蟻討伐作戦に参加。
祖母：	不明（作中未登場）
父：	シルバ＝ゾルディック（放出系能力者）
	現当主。冷徹だが理性的な人物で、家族への情も深い。
母：	キキョウ＝ゾルディック（操作系能力者）
	流星街出身。息子キルアを溺愛し、暗殺者としての道を期待する。

五兄弟（名前は「3文字のしりとり」で構成／全員真ん中の字が「ル」）

• 長男：イルミ＝ゾルディック（操作系能力者） – 変装と針操作の達人。
• 次男：ミルキ＝ゾルディック（操作系能力者） – 技術系の天才で電子機器開発担当。
• 三男：キルア＝ゾルディック（変化系能力者） – 本作の主要キャラの一人。家出してハンターの道へ。
• 第四子：アルカ＝ゾルディック（特質系能力者） – 「ナニカ」を宿した存在。
• 末っ子：カルト＝ゾルディック（不明） – 幻影旅団メンバーとして登場。

なお、ネテロと共に暗黒大陸へ渡ったとされる人物「ZZIGG＝ZOLDYCK（ジグ＝ゾルディック？）」が存在するが、 現ゾルディック家との血縁関係は不明。
マハの子（ゼノの父）は既に故人であることがキルアの台詞から示唆されている。

屋敷と防衛体制

ゾルディック家の屋敷は、ミケを筆頭とした番犬・熟練執事・警備人員によって厳重に守られている。 侵入経路は「試しの門」を通る正規ルートのみであり、外から侵入した者は例外なく抹殺対象となる。 執事達（ツボネ、ゴトー、カナリアなど）は全員念能力者であり、 彼らの存在自体が屋敷の防衛システムの一部を構成している。

活動方針と倫理観

ゾルディック家は「暗殺」を純粋なビジネスとして捉えており、顧客はマフィアからハンター協会の裏案件まで幅広い。 一族全員が念能力者であり、依頼の内容や金額に応じて家族の誰が動くかを分担している。 敵対する依頼人同士から同時に依頼を受けることもあり、 その場合は「早い者勝ち」で片方を殺害した時点でもう一方の依頼を“失敗”として即座に退く。 ゼノ曰く「タダ働き」とのこと。これも家族間での共通認識として徹底されている。

特徴・評価

- 「顔写真に1億ジェニーの価値がつく」とされるほどの有名一家。 - 一方で変装や隠蔽はせず、街中でも堂々と外出する。 - 高祖父から末子まで全員が戦闘・暗殺・情報収集に長けた超一流の殺し屋。 - 外部からは“ハンター協会が手を出せない唯一の家族”とまで呼ばれる。

読者の声・補助情報

SNSでは「最強一家」「血統の暴力」と称される一方で、 「家族それぞれの愛情と狂気のバランスが魅力」といった感想も多い。 特に“冷徹さと家族愛が同居する稀有な一族”として、 物語全体の倫理軸を示す存在としてファンから根強い人気を誇っている。

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