帝光中学校 [黒子のバスケ]

学校概要

・部員数100人を超えるマンモス校で、敷地・体育館ともに複数所有。
・バスケットボール部は全中3連覇を達成した伝説的存在。
・校風は実力主義で、学業にも特待・選抜クラス制度がある。
・スローガン（横断幕）は「百戦百勝」。
・制服：白いブレザー＋水色シャツ＋黒スラックス。女子は黒スカート（白ライン入り）。
・文化祭は創立記念日と重なるため6月開催。

バスケットボール部

・圧倒的な戦績を誇り、全国中学バスケ界の頂点に君臨。
・所属選手には「キセキの世代」5人、幻の6人目・黒子テツヤ、 　元マネージャー・桃井さつきなどが在籍。
・部の絶対理念は「勝つこと」。内容よりも結果を最重視。
・試合の保険として、二軍・三軍にも一軍選手を混ぜる伝統があり、 　敗北すれば即二軍降格という厳格なルールが存在する。

キセキの世代と帝光の崩壊

帝光の黄金期は、黒子たちの在籍した三年間に凝縮されている。
黒子視点の年表では以下の通り。

一年生時：黄瀬を除くキセキの世代が全員一軍レギュラー入り。黒子は三軍所属。
二年生時：黒子が一軍昇格、黄瀬入部。灰崎退部。青峰が最初に覚醒。 他のキセキの世代も順次覚醒、監督・白金が入院。
三年生時：才能の乖離とチーム内の崩壊が進行。三連覇達成後、黒子退部。

この期間、黒子を含めた6人の関係は二年生の春〜秋頃が最も良好で、 そこから徐々に個々の才能が孤立を生み、崩壊へと至る。

校風と象徴

・勝利至上主義の象徴でありながら、部員同士の絆や狂気の始まりを描く舞台。
・キセキの世代の原点であり、同時にバスケの理想と歪みが生まれた場所。
・制服の白と黒の対比が、後の“誠凛”と“ライバル校”の構図を暗示している。

総評

帝光中は『黒子のバスケ』全編の“起源”であり、 天才たちが出会い、分かれ、孤高へ至るまでの物語の中心地。 勝利に囚われた青春の光と影が、ここで交錯した。

"

閉じる