パイク [ハンターハンター]

所属・基礎データ

名称：パイク（Pike）
所属：キメラアント・ザザン隊兵隊長
系統：未明（粘着糸を媒介とする操作的・放出的能力）
外見：蜘蛛型の蟻。つぶらな瞳と中年ハゲ親父のような人間顔を持ち、上半身は人型、下半身は蜘蛛の腹部と脚が融合した姿。
性格：愚直かつ忠義深い。知略は乏しいが、仲間思いで一度信じた主には絶対の忠誠を尽くす。
特徴：ザザンに心酔し、女王死後も裏切らず従い続けた稀有な蟻。口調や挙動に人間的な滑稽さがあるが、戦闘能力は高く、蜘蛛糸を駆使した捕獲戦を得意とする。
能力的素養：生来、念のオーラを視認できる特殊体質を持ち、ポックル捕獲に貢献。

主要エピソード

NGLでの人間捕獲任務で初登場。念能力者のポックルを捕らえ、ザザンへの忠義を立てる形で成果を上げた。
女王死後はザザン隊の一員として流星街制圧に参加し、ザザンが築いた“新女王国”の兵隊長として活動。侵入してきた幻影旅団と交戦し、捕獲能力を駆使して奮戦するが、旅団のシズクと対峙。
糸の強度はビホーンすらも千切れぬほどで、包囲網の捕獲性能は師団長級。しかし、戦闘中にシズクの念能力「デメちゃん」で全身の血液を吸い取られ、息絶える。
その最期までザザンへの忠誠を貫いた点は、蟻社会の“本能と信義”を象徴するエピソードとして描かれている。

役割

【愛の放射線（ラブシャワー）】
肛門から強靭な粘着糸を広範囲に噴射し、蜘蛛の巣状の包囲網を形成。相手を一瞬で拘束・捕獲し、網袋状に包み込む。拘束力が極めて高く、念能力者でさえ脱出は困難。
応用：捕獲した相手を糸ごと運搬可能な“即席檻”として活用。弱点は「尻の穴に相当の負担がかかる」点で、使用後は糸の噴射能力が低下する。
戦闘特性：捕縛・牽制を中心にした拘束戦に特化。直接攻撃よりも戦場制圧や足止めに秀でる。
役割：ザザン隊の忠義の象徴。戦力面では中堅だが、部隊の“結束と忠誠”を体現した兵士として印象的。
（補助）SNS上では「外見のギャップが愛される」「忠臣として散った蟻」「デメちゃん戦がコミカルで切ない」といった感想が多い。

閉じる