ウイング [ハンターハンター]

所属・基礎データ

CV：菊池正美（1999年フジテレビ版）／遊佐浩二（GI編OVA）／関俊彦（2011年日テレ版）
所属：心源流拳法／裏ハンター試験試験官
師匠：ビスケット＝クルーガー
弟子：ズシ、ゴン＝フリークス、キルア＝ゾルディック
登場章：天空闘技場編（以降グリードアイランド編まで関与）

温厚で柔和な性格の持ち主だが、うっかり者な一面もあり、髪は常に寝癖がついておりシャツもズボンからはみ出している。
とはいえ人物眼に非常に優れ、ゴンとキルアの“異常な念の才能”を一目で見抜いた慧眼の持ち主でもある。

人物像と役割

心源流拳法の師範代として念の基礎理論を正しく教える立場にありながら、
天空闘技場でゴンとキルアに出会った当初は、彼らを念の危険性から守るため「燃」という方便で偽りの知識を教える。
しかし、二人がヒソカに“念の威圧”を受け、危険な状況に陥ったのを見て方針を変更し、
正式に念の修行を開始。これによりゴンとキルアが本格的な念能力者としての第一歩を踏み出すこととなる。

ウイング自身は理論家肌で、弟子のズシには厳格な基礎鍛錬を課しており、
ゴンとキルアにも基礎四大行「纏」「練」「絶」「発」を体系的に教えた。
また、裏ハンター試験の試験官としての顔も持ち、
“ハンターとして念を使う資格”を見極める役割を担っている。

念能力

系統：強化系
修得流派：心源流拳法（念の正統流派の一つ）

作中では、念の実演として壁を押すだけで巨大なヒビを入れるなど、
「周（しゅう）」による物質強化を披露。強化系らしい直接的・実戦的な念の扱いを見せた。
彼自身が戦闘向けの技を持つかどうかは不明だが、
指導者として念理論と修練体系の理解度は極めて高く、
ビスケの直弟子として“基礎を極めた念使い”の代表格とされる。

評価・読者の声

SNS上では「優しすぎる師匠」「H×H界の常識人」「念の教科書」と称されることが多い。
一方で、ズシには厳しいのにゴンとキルアには甘いといった“弟子差別”をネタにされることも。
また、「髪型と寝癖で覚えやすい師匠」「念の授業がわかりやすい」など、
指導者キャラとしての印象が強く、H×Hファンの間では“先生ポジション”として定番化している。

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