鯱山十蔵 [タフ]

概要

本名：鯱山十蔵（しゃちやまじゅうぞう）
肩書：ネオ・プロレスラー
父：グレート・オルカ（覆面レスラー）
初登場：『TOUGH』モンスター・ウォーズ編（〔作中描写〕）
所属：プロレス界 → 総合格闘技界

人物像と特徴

・語尾に「っス」をつける独特の口調で、軽い印象ながら誠実で努力家。
・父から受け継いだプロレス愛を胸に、総合格闘技へ転向してもその精神を貫く。
・ストイックなトレーニング描写が多く、肉体派キャラとしての説得力が高い。

活躍とエピソード

・ブル・マツダの襲撃を返り討ちにし、モンスター・ウォーズ参戦を表明。
・初戦ではマツダと再戦し勝利を収めるが、互角の戦いを通じて彼を見直す。
・父グレート・オルカがファントム・ジョーに再起不能にされた事実を知り、復讐を誓う。
・しかし第2回戦で宮沢熹一に挑むも、初手のカウンターでわずか3秒KOという屈辱的敗北。
・その後は鬼龍とファントム・ジョーの戦いを目撃し、物語から一時退場。

再登場（TOUGH第二章）

・『龍を継ぐ男』では未登場だったが、『TOUGH第二章』第1話で復帰。
・闘神大会で内海を瞬殺KOしたキー坊の前に現れ、「1年後にみんなに自慢しいや…」と告げる。
・さらに「人生賭けて闘ったのにたった3秒で夢をつぶされて何を自慢するんスか？」と語り、自身の過去を皮肉る台詞が印象的。
・予告に存在した「あーあっ　たまんないっスねえ」のセリフは本編未収録。

性格と信念

・プロレスを単なるショーではなく「生き様」と捉える真摯な格闘家。
・敗北にも意味を見出し、挫折を糧に強さを追い求める姿勢が描かれる。
・軽妙な口調の裏にプロとしての誇りと悲哀を抱えたキャラクター。

ユーザーの声

> 「3秒KOの鯱山が再登場した時は胸熱だった」「“何を自慢するんスか”の一言に重みがある」と再評価の声多数。

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