日下部覚吾 [タフ]

概要

本名：日下部覚吾（くさかべかくご）
所属：幽玄真影流 当主
家族：父・日下部丈一郎／息子・宮沢熹一
二つ名：拳聖
特徴：首に赤い布を巻いた老齢の武人
初登場：『TOUGH』本編（〔作中描写〕）

人物像と立ち位置

・灘神影流と起源を同じくする幽玄真影流を極めた武人。
・老齢ながら比類なき脚力「玄腿（モンスター・フット）」の持ち主で、遠距離打撃「幻突」を操る。
・その強さと精神性から「拳聖」と敬われ、『TOUGH』シリーズのラスボス的存在として描かれる。

強さと実績

・老いてなお巨大な丸太を蹴りで縦割りにし、宮沢静虎を圧倒するほどの怪物的実力。
・幽玄死天王の鼬に「かないっこない」と言わせるなど、弟子や他流派からも恐れられる存在。
・斧一本で巨大熊「鬼熊」を斃す場面もあり、その身体能力は人外レベル。
・弟子育成にも長け、真魔流の夢二や幽玄死天王らを輩出している。

使用技

・朦朧拳：幽玄真影流の基本技。残像を生むほどの超高速移動で、瞬間移動のように見える。

・穿孔拳：捻り混むように打撃を加える拳法。両手穿孔拳では静虎を一撃で気絶させた。

・象塊：体重を自在に操作する能力。海辺の戦闘では瞬時に重量を増加させ、幻突へと繋げる。

・幻突：玄腿を持つ者のみが扱える奥義。両腕を後ろに組んだまま、目に見えぬ衝撃波のような力で相手を吹き飛ばす。
　─ 宮沢熹一は直撃を避けても2m近く吹き飛ばされるほどの威力を示した。

・陰陽互恨の術：相手と魂を共有し、互いのダメージをリンクさせる禁断の術。オカルト的な性質を持つ。

演出と象徴性

・赤いスカーフと静謐な語り口が印象的で、灘神影流の「陽」に対する「陰」として造形されている。
・戦闘では圧倒的な静の気迫と緊張感で演出され、シリーズ全体の宗家対立構図を象徴する存在。

ユーザーの声

> 「静虎を上回るラスボス感」「幻突の理不尽さが最高」など、シリーズ屈指の強敵として語られる。

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