大曲竜次 [テニスの王子様]

プロフィール

・学年：高校3年
・身長：180cm　体重：72kg
・誕生日：10月27日（蠍座）
・血液型：A型
・利き腕：両利き
・視力：両目1.7
・プレイスタイル：アグレッシブ・ベースライナー
・ラケット：HEAD YouTek Extreme MP 2.0（両手二刀流）
・シューズ：YONEX POWER CUSHION226
・趣味：読書（漫画含む）
・家族構成：父・母・弟
・委員会：体育委員
・好きな色：青
・好きな食べ物：担々麺、鯛焼き
・今一番ほしいもの：ヘアバンド
・苦手なもの：物が定位置にないこと、整理整頓をしない人
・特技：速読
・出身：群馬県

概要と人物像

U-17日本代表の1軍No.6。 高い身体能力とスタミナを誇るトライアスロン選手でもあり、 その持久力は1軍内でもトップクラス。

几帳面でマナーに厳しい性格だが、芯は熱く、仲間想い。 年長者には礼儀正しく、電車では必ず席を譲るほどの常識人。
一方で「整理整頓を乱される」と我を忘れるほど几帳面。

中学時代は全国には届かなかったものの、地元群馬では無敗の天才。 実力を買われてU-17合宿に召集されたが、初戦で種ヶ島修二に完敗。
敗北から“負け組”として鬼コーチの下へ送られる。

平等院との出会いと「革命」

負け組送りになった先で、同じく敗北した平等院鳳凰と出会う。
大曲は平等院に対し、「負けて悔しいのか？」と問われると、
「当たり前だろ、アンタは悔しくねぇのかよ」と答える。

この一言が平等院の心を動かし、彼に“感情の意味”を思い出させた。
平等院が精神修行に出る間、大曲は仲間を率い特訓を継続。
帰還した平等院と共に“革命”を掲げ、合宿所へ殴り込みを敢行。
勝ち組・代表を次々と打ち倒し、U-17史上最大の下剋上を成功させた。

以降、大曲は平等院を「お頭」と呼び、 彼を中心とした“世界への革命”を共に目指すことを誓う。

テニススタイルと能力

両手にラケットを持ち、二刀流で戦う異端のスタイル。
片手でフォア、もう片手でバックを同時に裁くという離れ業を見せる。

作者・許斐剛氏曰く、当時はルールブック上に反則記載がなく、 「二刀流を認める前提で大曲を作った」と語られている。 後に実際のルールに「2本以上のラケット使用禁止」が追記されたという逸話も残る。

二刀流によって攻守の切り替えが異常に速く、 体力も無尽蔵。持久戦では誰にも負けないタフネスを誇る。

性格と人間関係

・平等院鳳凰：最大の理解者であり、革命の同志。「お頭」と呼ぶ。
・種ヶ島修二：初めて敗北を味わった相手。圧倒的な才能に敬意と恐れを抱く。
・鬼十次郎：負け組時代の師。精神面を叩き直された恩人。
・亜久津仁：図書室での“本の返却騒動”で衝突。几帳面さが災いしたエピソード。

厳格でありながら義理堅く、敗者への共感を忘れない男。 彼の信条は“筋を通すこと”と“誇りを守ること”。

評価と象徴

U-17合宿を覆した「革命の副将」。 その几帳面さと真面目さは、一見地味だが、 芯に燃えるような情熱を秘めている。

強靭な肉体、精神力、そして二刀流という独自の発想。 どんな相手にも怯まず、筋を通して戦う“武士の系譜”のような存在。

総評

大曲竜次は、テニスを通して己の誇りと革命を貫いた男。
“整理整頓された熱血”とも呼ぶべきバランス感覚を持ち、 平等院鳳凰の隣で燃え続ける青き炎。
彼の二刀流は、混沌を秩序に変える革命の象徴である。

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