ケントゥリア キャラ

所属・基礎データ

対象：主要登場人物（ユリアン／ディアナ／アンヴァル／ティティ／至高き君／アルコス／ラクリマ／エルストリ／ギヨーム／ヘーレム／ルーカス／〈海〉／〈森〉 ほか）
主視点：ユリアン（銀髪金眼）／ディアナ（ミラの娘）
勢力・枠組み：王国（王族・天弓）／辺境の村／超越存在〈海〉〈森〉と眷属／奴隷船出身者の記憶群
時系列の要点：奴隷船事件→契約と脱出→辺境生活→アンヴァル処刑→王都勢の追跡→海中決戦→6年経過後の再会と対立構図の更新

主要エピソード

・奴隷船の虐殺：99人が殺害、ミラの自己犠牲により〈海〉がユリアンへ「100人分の身体能力／命のストック」を付与。以降、犠牲者の魂は心象風景で対話描写あり
・辺境での保護：アンヴァルとティティがユリアンと乳児ディアナを救助。村での生活と育児が始まる
・王国側の接近：予言者エルストリが「王を殺す者」に関する予言を提示し、ディアナが標的化。アンヴァルは至高き君に背き、アルコスの手で処刑
・海中決戦：アルコス（水操作の異能・天弓）がユリアンを一度殺害も、命のストックで復帰したユリアンが海で逆転し撃破
・6年後：ディアナは実年齢以上の成熟を示し、ユリアンを兄のように慕う。ラクリマは兄の死を受け復讐心を抱きつつもユリアンと接触し関係が揺れる。ルーカス（無貌の黒騎士／異能二つ持ち）が素性を開示

能力・役割（人物別ハイライト）

・ユリアン：〈海〉との契約による強化（100人分の身体能力／命のストック）。紋様の発現描写あり。守護対象はディアナ
・ディアナ：腕の亀裂状紋様。〈海〉の言及「中にもう一人がいる」。幼少期から精神・身体の成熟表現あり
・アンヴァル：辺境の英雄。「比類なきたてがみ」。ティティを保護し、最期は王国に背き処刑
・ティティ：戦災孤児→保護者役へ。6年後に成長しユリアンへの好意描写
・至高き君：長命とされる現王。奴隷制度廃止など開明政策。若年期は苛烈な武断描写も
・アルコス：水王。水分全般の操作。天弓。享楽的で残虐だが王国益に沿う行動が多いと描写。海でユリアンに敗北・死亡
・ラクリマ：液化・吸収の異能。王族内で弱者扱いも、単独戦闘で実力示す。ユリアンと交流を重ねる
・エルストリ：強制・ランダムな未来取得の予言異能。国王に忠誠。予言阻止のため過激化
・ギヨーム：モーニングスターの戦士。王国への不信とアンヴァルへの敬意。後にユリアン側へ助力
・ヘーレム：屍泥。死体の一部から従順な人間を創造（異能再現可／弱体化・一度きりの制約）。王妃と不和
・ルーカス：流れの元傭兵＝無貌の黒騎士。〈森〉由来を含むとされる「通過拒絶の盾」と「黒槍」の二異能持ち。至高き君の庶子
・〈海〉：契約と加護の供与。人の心を理解しない描写と、書き下ろしでの事後対応の描写が並存
・〈森〉：侵食認定した対象の殲滅を試みる超越存在。鹿状分体・眷属が登場

評価（読み味の要点）

残酷な現実描写と“保護／家族”の線が同居し、異能バトルは環境・舞台の相性で逆転が起こる設計。王国側にも倫理と国益の論理が描かれ、善悪の単純化を回避する群像劇として評価が集まる

ユーザーの声

・奴隷船からの反転と「命のストック」のギミックが強烈で忘れがたい
・アルコス戦の“海での優劣逆転”が理詰めで熱い
・ラクリマとユリアンの距離感が人間ドラマとして魅力的

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