黒王号（ラオウ馬） [北斗の拳]
黒王号（こくおうごう）は『北斗の拳』に登場する、世紀末覇者ラオウの愛馬である。
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概要
名称：黒王号（通称：黒王）
分類：戦馬（世紀末覇者拳王・ラオウの愛馬）
体格：巨体（蹄は象の足ほど）／戦場での破壊力は圧倒的
初登場：原作「南斗編」以降（ラオウ登場と共に）
特徴：ラオウ以外の騎乗を拒む気性／忠誠心が強く、知性を感じさせる動作を見せる
性質・描写
・ラオウの象徴的存在であり、覇王の威厳を体現する黒馬。
・蹄一つで人間を踏み潰すほどの重量と脚力を誇る。
・初期は主以外を拒絶していたが、ジュウザに奪われた後、ケンシロウやユリアなど複数人物を背に乗せる。
・ラオウの死後もケンシロウたちと旅を続け、忠誠の象徴として描かれる。
作品内での経歴
・ラオウの覇業期において、彼の進軍を象徴する存在として各地を駆ける。
・ラオウ没後、ケンシロウとユリアを乗せ安住の地へと向かう。
・「天帝編」では再登場し、左眼を失い隻眼の姿となる（赤布で覆われている）。
・この隻眼の経緯は『北斗の拳-LAST PIECE-』で補完された。
・修羅の国編では一時離脱するが、後に北斗軍と合流し再びケンシロウと共に旅立つ。
・最終章「ボルゲ編」ではケンシロウを背に雨の中を歩き、立ち止まってその生涯を終える。
天の覇王での設定
・出自は「黒王谷」に住む千頭の野生馬の王。
・拳王軍が谷に侵入した際にこれを壊滅させ、“悪魔の馬”と恐れられる。
・ラオウとの邂逅時、仔馬を守るため虎に囲まれており、ラオウが仔馬を安楽死させたことを契機に従う。
・以後、千頭の馬群を率いて拳王軍の象徴的存在となる。
ゲームでの登場（北斗無双シリーズ）
・赤兎馬や松風と並ぶ高性能騎乗キャラ。
・移動中の突進で雑魚を一掃する性能を持つ。
・『北斗無双』では一部ステージやラオウの奥義「黒天殺」で登場。
・続編『真・北斗無双』では黒天殺が削除され、出番が減少。
象徴・意味
・黒王号はラオウの覇道を象徴する“もう一人の拳王”として描かれる。
・死後もケンシロウと共に歩む姿は“力と忠義の継承”を示唆する演出。
・その最期は主の魂を追うような静かな散り際として読者に強い印象を残す。
ユーザーの声
> 「黒王号の死で泣いた」「ラオウを超えて魂が生きた馬」
> 「天の覇王の出会い編が美しすぎる」
> 「あの巨体に宿る忠義が、拳王の孤独を際立たせた」
