トキ [北斗の拳]
トキは『北斗の拳』に登場する北斗四兄弟の次兄で、北斗神拳史上もっとも華麗な“柔の拳”を操る白銀の聖者。死の灰を浴びて病に倒れながらも、秘孔を医療へ転用して人々を救い、宿命に挑み続けた拳士である。
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概要
通称：白銀の聖者／北斗の次兄
系譜：ラオウ・カイオウの実弟／ジャギ・ケンシロウの義兄
流派：北斗神拳（柔の拳）
志向：秘孔の医療転用（治癒・緩和）／暗殺拳の“救い”への反転
医療拠点：「奇跡の村」（放浪治療の拠点）
基礎データ
身長・体重：188cm・95kg（〔資料差異あり：体重98kg説〕）
スリーサイズ：125・87・107（〔資料差異：130・92・105説〕）
首周り：43cm
人物像・立ち位置
・“伝承者に最も近い男”と称される才覚。
・暗殺拳の理を医療へ転じ、苦痛を与えぬ“有情”の実践者。
・ケンシロウとユリアを庇って死の灰を浴び、継承争いを辞退。以後、救済の旅へ。
来歴（抜粋）
・核戦争直後：ケンシロウとユリアを守り被曝、死病を負う。
・放浪医療：秘孔療法で病者を救済、「奇跡の村」の中心に。
・カサンドラ投獄：拳王軍に拘束され監獄都市の奥深くへ。
・ラオウ戦：刹活孔で命を削り剛に転じて挑むも敗北。以後は最期まで人を導く役目に徹する。
拳法・代表技
スタイル：受け流しと機の制御に長ける“柔の拳”。病身でも切れ味鋭い。
・北斗有情拳：苦痛を与えず安らかに逝かせる“慈悲”の技体系。
・北斗有情破顔拳：快感の中で身体が破裂に至る代表技。
・刹活孔：自らの生命力を一時的に引き上げる禁断の秘孔（寿命を削る）。
戦術メモ：敵の力を受け流し、最小の動きで急所を支配して勝つ。
主要エピソード
・「奇跡の村」期：医療活動で人々を救済。アミバが名を騙り騒乱を招く。
・ラオウとの決戦：刹活孔を開き一時は膝を突かせるも力尽き敗北。
・リュウガの件：天狼の試みを看破し、ケンシロウを“乱世の巨木”へ導く。
関係図（抜粋）
・ラオウ：実兄。かつて「自分が誤れば止めよ」と託された宿命の相手。
・カイオウ：実兄。幼少期からの影響は深い。妹サヤカの存在が運命に影を落とす。
・ケンシロウ：義弟。導く者として見届け、やがて“超えるべき目標”に。
・ユリア：被曝の理由の一端。トキの“有情”の原点。
容姿・記号
・白基調の衣装／白髪（被曝後）／鉢金。
・兄らの剛毅な容貌に対し、中性的で静かな面差し。
余談・設定補遺
・シェルターの件：漫画・TV・OVAで動機や描写に差分（外から閉める必要／既に病発症説など）。
・無想転生の資質：健康体であれば体得し得たと示唆される描写あり（愛と哀しみの深さが要件）。
ユーザーの声
> 有情で救い続けた拳士の最期の導きが胸を刺す。もし病がなければ——という“もしも”が永遠の余韻。
