音速のソニック [ワンパンマン]

概要

名前：音速のソニック（Sonic the Speed-o’-Sound）
年齢：25歳
肩書：暗殺者／忍者（元・忍者の里出身）
通称：最速の忍、速いニート（ONE氏談）
初登場：原作第10話（村田版第9撃目）
宿敵：サイタマ

人物像

・冷徹かつストイックな戦闘狂。
・プライドが極めて高く、自身のスピードに絶対の自信を持つ。
・ヒーローという存在を軽蔑し、「正義ごっこ」だと吐き捨てる現実主義者。
・強者と戦うことに快楽を覚え、時に殺意を超えて“歓喜”に変わる危険なタイプ。
・サイタマに敗北して以降、復讐を生き甲斐にしており、16回以上挑んでは負けている。
・OVAでは常識に疎い一方で、料理が得意という意外な家庭的スキルを披露。

外見

・細身で俊敏な体躯、鋭い目元に長髪の忍者装束姿。
・常に黒を基調とした服装で、冷たい印象を与える。
・瞳は紫がかった青。動くたびに残光のような軌跡を残す描写が多い。
・村田雄介氏いわく「猫」をイメージしたデザイン。

性格

・冷酷でありながら、どこか純粋。
・強者への執着が強く、特にサイタマには病的なほど執念を燃やす。
・負けても折れない精神の持ち主で、リベンジに燃え続ける異常な根性を持つ。
・基本的には冷静だが、挑発や侮辱に極端に弱く、即座に戦闘態勢に入る短気な性格。

戦闘能力

・音速を超える移動速度を誇り、衝撃波を発生させるほど。
・直線だけでなく三次元的な動きで翻弄する「忍歩法」の達人。
・B級賞金首ハンマーヘッド一団を瞬殺。
・S級ぷりぷりプリズナーを破った深海王をも速度で圧倒。
・深海王戦以降はジェノスと互角に戦えるまで成長。
・災害レベル“竜”級の機神シュンポウを十三影葬で撃破するなど、S級上位並みの実力。

代表技

風刃脚（ふうじんきゃく）
体を回転させながら繰り出す高速蹴撃。衝撃波で周囲を切り裂く。閃光のフラッシュも使用する伝統技。

爆裂手裏剣
爆発を起こす手裏剣を投擲。連射型や広範囲型など派生技も多数。

四影葬／十影葬／十三影葬
超高速の残像を発生させる分身技。数が増えるほど難度が上がる。十三影葬は災害級を圧倒した究極奥義。

音速重連拳
分身と共に変則的な拳撃を繰り出す連撃技。

音速放雷拳
電気を纏った超高速打撃。触れた敵を一瞬で制圧。
※“あの御方”の秘伝書から習得した技とされる。

人間関係

・サイタマ：最大の宿敵。
　→何度挑んでもワンパンで倒されるが、執念は衰えない。
・閃光のフラッシュ：忍の同門。互いにライバル意識を持つ。
・“あの御方”（ヴォイド）：かつての上位存在。
　→彼の秘伝書を奪取し、修行の糧にしている。
・ジェノス：しばしば実力を比べられる宿敵的関係。

作中での活躍

・初登場でサイタマに敗北し、以後リベンジを誓う。
・その後、幾度も鍛錬と戦闘を繰り返し、実力を着実に上げていく。
・リメイク版では機神シリーズとの戦いや、忍天党との因縁などで再登場。
・ヴォイドとの対峙では、フラッシュと共闘し忍天党を壊滅させた。

ファンの反応

> 「サイタマに勝てないのにかっこいい」
> 「負け続けても立ち上がる執念が好き」
> 「忍者界のツンデレ枠」

総評

音速のソニックは、“敗北を糧に進化する忍者”。
サイタマという絶対的存在に挑み続ける姿は、滑稽でありながらどこか英雄的でもある。
彼の存在は、「強さとは何か」「誇りとは何か」というテーマを体現するワンパンマン屈指のライバル像である。
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