霧嶋董香（トーカ） [東京グール]

概要

CV：雨宮天
実写：清水富美加（現・千眼美子）→山本舞香／舞台：田畑亜弥
所属：20区「あんていく」→ 喫茶店「:re」→ 黒山羊（くろやぎ）
赫子：羽赫（瞬発型）
誕生日：7月1日（蟹座）／血液型：O型
身長：156cm／足のサイズ：22.5cm
好きなもの：学校生活、ウサギ
嫌いなもの：喰種捜査官、鈍感な奴、古文

人物像

20区で人間社会に紛れて生きる喰種。外では女子高生として清巳高校に通い、放課後は「あんていく」で働く。
明るく勝気で感情表現が豊かだが、家族を失った過去を抱えており、内には深い孤独と人間への憧れを秘めている。

喰種であることを隠しつつ、友人・小坂依子（人間）と友情を築いている。
依子の作る弁当や手料理を「親友が作ってくれたから」と無理に食べて吐き気を抑える姿は、
“人として生きたい”という彼女の健気な意志を象徴している。

過去

幼少期は父・霧嶋新と弟・絢都（アヤト）と3人暮らしだったが、父が捜査官に殺害されたことで世界が一変。
以降、兄妹は復讐に生き、“霧嶋姉弟”として喰種社会で名を馳せた。
しかしトーカは芳村功善との出会いをきっかけに、
「普通に生きたい」「人間のように笑いたい」と願うようになる。
アヤトとは対立し、彼は姉を理解できぬまま去っていった。

赫子

赫子：羽赫（瞬発型）
・華麗で軽量な翼状の赫子を展開。
・高い瞬発力と機動力を誇り、敵を翻弄する戦法を得意とする。
・「綺麗」と評されるほどの形状だが、羽赫特有の“持久力不足”が弱点。
・戦闘面では勝率が低いものの、精神的な強さで幾度も立ち上がる。

作中での活躍

『東京喰種』
・カネキ研と出会い、当初は「半端者」と軽蔑するが、共闘を経て絆を築く。
・真戸呉緒との戦いで「私だって、あんたらみたいに生きたかった」と吐露。
　→ 人間への憧れを明確に示す場面としてファンの間でも名シーンに。
・ヒナミを保護し、姉のように面倒を見る姿が描かれる。
・月山戦後、芳村の助言で学校へ通うようになり、少しずつ穏やかな心を取り戻す。

『東京喰種:re』
・ヨモと共に喫茶店「:re」を開き、穏やかな日々を過ごす。
・来店した佐々木琲世（＝カネキ）を見て動揺。記憶を失った彼を静かに見守る。
・ヒナミやアヤトと再会し和解。かつてのあんていくの絆が再び繋がる。
・亜門鋼太朗との邂逅では、かつての殺害を許され、互いに赦しを得る。
・カネキの記憶回復後、彼と心を通わせ、恋人関係に発展。
・依子の手（とされるもの）を六月に突き付けられても「知らんな」と強い意志で拒絶。
・カネキと結婚し、両親の名が刻まれた指輪を彼に渡す。

終盤〜最終章（ネタバレ）
・カネキの子を妊娠し、地下生活中は胎児のために人間の食物を摂取。
・依子の死刑判決を知りつつも、カネキを苦しめまいと沈黙を貫く。
・六月らの襲撃から逃れる最中、アヤト・ヒデと再会。カネキ救出に協力。
・CCG前で人間と喰種を集結させ、“共存のための戦い”を指揮。
・カネキが地中から帰還した後、最終決戦を見届ける。
・戦争終結後、カネキとの間に娘・一花（いちか）を授かり、穏やかな家庭を築く。

性格と象徴性

強がりで直情的だが、根は誰よりも優しい。
人間と喰種、二つの世界に引き裂かれながらも、両方を受け入れようとする姿は、
シリーズの“共存”テーマを体現している。
彼女の“怒り”と“優しさ”は、常に喰種たちの心を動かす灯となった。

関係人物

・**金木研**：恋人→夫。互いに支え合い、人間と喰種の橋渡しとなる。
・**霧嶋絢都（アヤト）**：弟。かつて対立したが、最終的に和解。
・**小坂依子**：人間の親友。喰種であることを知らず友情を貫いた。
・**ヒナミ**：妹のように想い守り続けた存在。
・**芳村功善・ヨモ**：恩人であり家族のような存在。

ユーザーの声

> 「トーカの強さは戦闘じゃなく、“優しさを失わない強さ”だと思う。」
> 「依子との友情が切なすぎて泣いた。」
> 「母になったトーカがいちばん幸せそうで本当に良かった。」

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