入見カヤ [東京グール]
入見カヤ（いりみかや）は『東京喰種』『東京喰種:re』に登場する喰種であり、喫茶店「あんていく」の古参メンバーにして、かつて“黒狗（ブラックドーベル）”と恐れられたSS級の戦士である。
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概要
CV：大浦冬華
所属：喫茶店「あんていく」→黒山羊（くろやぎ）
赫子：羽赫
レート：SS級（元「黒狗」）
通称：「黒狗（ブラックドーベル）」
肩書：元「ブラックドーベル」首領／あんていく古参従業員
人物像
普段は落ち着いた物腰で接客をこなす妙齢の女性だが、その正体はかつて喰種対策局（CCG）に悪名を轟かせた喰種集団「ブラックドーベル」の首領。
戦闘時には黒いアヌビスのような仮面を着用し、冷酷かつ俊敏な戦闘スタイルで捜査官を次々に葬り去ったことから「黒狗（ブラックドーベル）」の異名で恐れられていた。
あんていくではトーカやヒナミの良き相談役として“大人の女性”としての包容力を見せるが、戦闘時には一変して冷徹な喰種の顔を覗かせる。
かつての荒事に加わるときには感情を抑え、首領としての凶暴な一面を取り戻すが、戦闘中に民間人を庇って負傷するなど、単なる殺戮者ではなく“守るために戦う”側面も見せている。
戦闘能力
赫子は羽赫。スピードと射撃的攻撃に優れ、単体で特等捜査官クラスと渡り合うことができる。
かつて率いた「ブラックドーベル」時代には、古間円児と並びCCGに幾度も損害を与えた。
冷静な判断力と仲間想いの采配も兼ね備えた、典型的な“武闘派リーダー”である。
作中での活躍
『東京喰種』編
・あんていくの古株としてトーカやヒナミを見守る一方で、店長・芳村や古間と共に裏の戦力を担う。
・あんていく制圧戦では、かつての仲間「ブラックドーベル」の構成員を率いて出陣。
・鉢川忠率いる捜査官部隊と交戦し、圧倒的な力を見せるも、老婆を庇って致命傷を負う。
・金木に救出され、古間と共に撤退するが――約束の場所に再び現れた時、
そこには**CCG最強の捜査官と仲間たちの亡骸**が横たわっていた。
『東京喰種:re』編（ネタバレ注意）
・死亡したと思われていたが、古間と共に生存していたことが判明。
・新たな喫茶店「:re」に身を寄せ、再び仲間たちと静かな日々を過ごす。
・流島上陸作戦で突如姿を現し、「幽霊でも見るようなツラして」と語りながらCCG部隊に奇襲。
・宇井・富良・倉元らの精鋭捜査官と互角に渡り合い、アオギリ残党を回収して撤退。
・その後、金木と3年ぶりに再会し、「黒山羊」に加入。
・終盤では連絡隊として前線を支援していたが、Vの襲撃を受け、古間や部下と共に殺害される。
・遺体はVによって回収され、**「自立式人型クインケ（シュピールドーゼ）」**に改造。
再び戦場に立たされるが、最期はヨモの手によって安らぎを得た。
性格
・穏やかで面倒見が良く、あんていくの母的存在。
・戦闘時は冷酷だが、一般人を庇うなど情の深い一面も併せ持つ。
・芳村や古間への信頼は厚く、仲間を守るためなら命を懸ける覚悟を持つ。
象徴的台詞
> 「なーに？ 幽霊でも見る様なツラして」
> 「守るために戦うの。……それが、私たち“あんていく”よ」
ユーザーの声
> あんていくの“肝”とも言える存在。落ち着きと強さが同居していて好き。
> 古間との連携戦は喰種側でも屈指の名バトル。
> 最期が悲しくも誇り高く、カヤらしい散り方だった。
