禪院蘭太 [呪術廻戦]
禪院蘭太（ぜんいん らんた）は『呪術廻戦』に登場する、禪院家「炳」所属の呪術師。真面目で温厚、家内では珍しく良識のある青年として描かれる一方、真希襲撃戦で命を落とした悲劇的存在でもある。
もっと詳しく見る
概要
所属：禪院家「炳」／準1級相当の呪術師
年齢：20代後半以上（甚爾の脅威を知る世代）
性格：誠実・謙虚・無差別主義（非呪術師差別なし）
立場：甚壱を補佐する炳メンバー。躯倶留隊から高評価（満点5.0）
人物像・性格
・禪院家では珍しい“まともな人格者”。
・目下にも敬語を使い、掃除も率先。躯倶留隊からの信頼は最も高い。
・非呪術師や弱者への差別観が一切ない稀有な存在。
・甚爾の強さを素直に認め「今の禪院家が在るのは甚爾さんの気まぐれ」と評し敬意を持つ。
・家の腐敗や遺産争いには巻き込まれただけで、本人は一切関わっていない“最大の被害者”。
術式：相手の動きを止める“巨大な眼の顕現”
・相手の正面に“巨大な眼”を出現させ、睨みつけて動きを完全停止させる。
・覚醒後の禪院真希ですら一瞬とはいえ行動不能になる高い拘束力。
・後方支援型として極めて優秀で、味方の攻撃チャンスを作るタイプ。
▼弱点（フィードバック）
・“出現させた眼”が受けたダメージが、自身の眼に跳ね返る。
・真希が眼を破壊した反動で、蘭太自身は血涙を流し失明寸前に。
・力の差が大きい相手に使うと、自身が失明する危険性が高い。
・分類としては狗巻棘の“呪言”に近い、リスキーな拘束術式。
活躍と最期
・扇が真希に敗れた報を甚壱へ伝え、対処を仰ぎに走る。
・真希襲撃戦では、己の命を顧みず甚壱を援護し前線で足止め。
・眼を潰されながらも「倒して下さい」と甚壱の勝利を信じ散る。
・しかし甚壱は真希に一瞬で斬殺され、蘭太の奮闘は報われなかった。
・後の描写から、蘭太自身も首を落とされ死亡したと思われる。
評価
・躯倶留隊からの評価「5.0点満点」は禪院家で最高。
・腐敗した家の中で唯一と言ってよい“良識の象徴”。
・遺産争いにも加担しておらず、ただ家のために働いただけの犠牲者。
ユーザーの声
> 禪院家の中で一番“まとも”だった人が、家の腐敗に巻き込まれて死ぬのが本当に痛い。 > 彼の誠実さと真希戦での献身は、禪院家の闇と対比されて忘れがたい。
