ラオウ セリフ 名言 [北斗の拳]

概要

初登場：『北斗の拳』中盤（拳王編）
所属：北斗神拳（北斗四兄弟・長兄）／拳王軍統率者
分類：主要キャラクター／覇王・反救世主的存在
特徴：北斗神拳を最も攻撃的に体現する男。愛や涙を捨てて“覇”を目指すが、最後には弟ケンシロウ、そして愛した女ユリアによって“哀しみを知る男”として昇華する。死に際の「わが生涯に一片の悔いなし」は、シリーズを象徴する伝説的台詞。
声：内海賢二（TVアニメ）

名言（原文風）

・「この世に生を受けたからには、おれはすべてをこの手に握る！！」
　— 覇王としての野望の原点。

・「ならば神とも戦うまで！！」
　— 天すらも敵に回す、ラオウの絶対的信念を象徴する一句。

・「子を放つことは、このおれに対する恨みを放つことになる。どんな小さな禍根も断つ！　それがおれの生き方だ！！」

・「この矢だ！　この矢をなに者かが放たなければ、きさまは死んでいたのだ！！」
　— 北斗の宿命を見抜く観察眼と冷徹さ。

・「おれに逆らった武家者たち…その達人たちはすぐには殺さん！！　三日間命を与え、その間ぞんぶんに死の恐怖を味わわせる！！　その恐怖が伝説となり、この拳王の名を絶大にする！！」
　— 恐怖を支配の道具とする覇王の思想。

・「ケンよ、今日が終りではない！　今日がきさまとおれの戦いの始まりなのだ！！」

・「トキよ……これがオレが生涯で流す最後の涙となろう！！　さらば、わが生涯最強の敵！！　さらば、わが最愛の弟！！」
　— 宿命の兄弟愛が昇華する、感動的な名場面。

・「拳王の肉体は砕けぬ！ 折れぬ！ 朽ちぬ！！」
　— 不屈の象徴たる肉体と精神。

・「だれを愛そうが、どんなに汚れようがかまわぬ。最後にこのラオウの横におればよい！！」

・「ユリアよ！　このラオウ、いまだ愛を知らぬゆえに哀しみがみえぬ……愛とは……哀しみとは……知るすべはひとつ！！　ユリア！　おまえの命をくれい！！」
　— 愛を理解できぬ男の、絶望と渇望が交錯する名句。

・「許せユリア！！　わが内に哀しみとなって生きよ！！」

・「互いに究極奥義・無想転生を身にまとった今、奥義は武器にならぬ！　いわば無（む）！　ゼロに戻ったのだ！！」

・「今こそ悟った！　おまえは今日まで死を見切って生きてきた！　熾烈なる強敵（とも）との戦いの中で、生と死の狭間（はざま）を見切ったのだと！！」

・「見せてくれ、このラオウを倒した男の顔を……フ……フフ、見事だ弟よ！！」
　— ケンシロウとの最終戦。敗北の中に見出した誇りの言葉。

・「ユリア！！　おまえの命はあと数年はもとう！　残る余生、ケンシロウとふたり静かに幸せに暮せい！」

・「さらばだケンシロウ……おれもまた天へ！　トキの下へ帰ろう！！」

・「オレは北斗の長兄！！　死にも誇りがある！！」

・「このラオウ、天へ帰るに人の手は借りぬ！！　はああ！！　わが生涯に一片の悔いなし！！」
　— 北斗の拳を象徴する伝説の最期の台詞。男の生涯を締めくくる究極の一句。

解釈・意義

・ラオウの台詞は「覇道」「恐怖」「愛」「宿命」を貫く言葉としてシリーズを支える根幹的存在。
・「ならば神とも戦うまで」「一片の悔いなし」などは、男の矜持と宿命を超越した哲学的名句として引用され続けている。
・最期にユリアとケンシロウに“愛”を見いだした瞬間、彼は真の意味で北斗神拳の魂を継いだと言える。

ユーザーの声

> 「わが生涯に一片の悔いなし」——この一言にすべてが詰まっている。ラオウという男の生き様そのもの。

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