ミザイストム [ハンターハンター]

所属・基礎データ

【基本属性】
・名前：ミザイストム＝ナナ（Mizaistom Nana）
・所属／立場：ハンター協会 幹部／十二支ん（丑）／情報班所属
・称号：二ツ星（ダブル）ハンター
・職業：犯罪（クライム）ハンター／弁護士／民間警備会社経営者
・派閥：バランス重視 穏健保守派（チードル、ボトバイ、ギンタと同派）
・CV：大塚明夫（2011年アニメ）

【概要】
牛柄の迷彩服を着た長身の男性で、十二支んの中でも特に理性的な存在。
常に冷静で、法と秩序を重んじる姿勢から「十二支んの良心」と呼ばれている。
牛のキャラ付けのため、常にミルクを持ち歩いているという設定がある。
協会運営ではチードルと連携し、実務と判断を担当する立場を担う。

主要エピソード

【会長選挙編】
会長選挙では穏健派の代表としてパリストンに対抗。
「十二支んの良心、脱会長派も認める常識人」と紹介され、
選挙過程では自らが会長になることを諦め、パリストンを落とすために捨て石になる決意を示す。
最終的に敗北するが、その潔い判断力と公平性が高く評価される。

【パリストンとの関係】
パリストン＝ヒルを「確実に闇側の人間」と断じて強い不信感を抱く。
会議中にも直接詰め寄る場面があり、十二支ん内では最も明確に彼を敵視している人物。

【暗黒大陸編】
暗黒大陸渡航準備では、情報班の主要メンバーとして活動。
クラピカやピヨン、サッチョウと協力し、ハンター候補者や乗船者リストの調査を担当。
クラピカとは、レオリオの推薦を受けて彼を十二支んへ迎え入れる交渉を行い、
「緋の目を持つ最後の人物」の情報と引き換えに加入を成立させている。

能力・役割／技能

【念能力：密室裁判（クロスゲーム）】
三色のカード（青・黄・赤）を用いて相手の行動を制限する能力。
法廷を模した裁定型の念であり、対象者に「警告」を与え、それを無視した場合に拘束を発動する。

・青（入廷）：詳細不明。
・黄（拘束）：警告を破った相手を格子状の立方体空間に閉じ込め、一定時間行動不能にする。
　念の檻は「凝」で視認可能。複数対象にも同時発動可能。
・赤（退席）：未登場、詳細不明。

発動条件は、警告の宣言後にカードの表面（「!」）を提示し、
相手が無視して接近した場合に裏面（「×」）を見せることで拘束が発動する。
本人いわく「すぐに解けるよ」と語っており、拘束時間は短いが繰り返し発動できる。

【特徴】
裁判形式の念能力と職業的背景が一致しており、正義と秩序を体現する能力。
攻撃よりも統制・制止・管理を重視する点が特徴で、十二支ん内の“理性の象徴”とされている。

人物像

・公正で冷静な判断を下すバランス型リーダー。
・信念に基づく正義感を持つが、独善には陥らない。
・チードルとの信頼関係が厚く、協会運営における実務担当として重責を担う。
・自身の成長も見据え、「後輩を育て、自分はトリプルハンターを目指す」と公言。

読者の声（抜粋）

・「ハンター協会で一番まともな人間」
・「チードルと並んで安心感のあるキャラ」
・「秩序と理性を象徴する存在。パリストンとの対比が秀逸」
・「念能力の“密室裁判”が職業設定と完璧にリンクしていて美しい」

閉じる