パリストン [ハンターハンター]

所属・基礎データ

【基本属性】
・名前：パリストン＝ヒル（Pariston Hill）
・所属／立場：ハンター協会 副会長 → 第13代会長（就任直後に辞任）／十二支ん（子）→脱退／ビヨンド隊メンバー
・称号：トリプル（三ツ星）ハンター
・CV（存在する場合）：不明

【概要】
常に笑顔を絶やさないスーツ姿の好青年として登場するが、内心は“ゲーム”として駆け引きを楽しむ野心家。
協専ハンターを抱える「副会長派」という一大勢力を形成し、組織運営と世論操作に長ける。
相手に選択の放棄を許さない二択を提示し、いずれに転んでも自身が得をする構図を作る立ち回りが特徴。

主要エピソード

【副会長派の形成】
自派に与するハンターを「協専」に取り込み、協会内最大級の派閥を確立。
黒い噂が絶えない一方で、信頼する部下には義理堅い面も見せる。

【会長選挙編】
ネテロ死後の総選挙で約40％の支持を維持し最有力候補となる。
チードルらと舌戦を繰り広げ、最終局面ではレオリオに逆転されかけるが、直後の情勢変化で当選。
ただちにチードルへ実質的に禅譲して辞任し、「つまらない運営なら次は本気でおちょくる」と言い残す。

【暗黒大陸編】
会長辞任後に十二支んを脱退し、ビヨンド＝ネテロの探検隊へ合流。
クラピカの捜査で十二支ん「申」サイユウの内通が発覚し、背後にパリストンの関与が示唆される。

【半獣人（キメラ）と強制二択】
東ゴルトーで孵化した念能力持ちの半獣人約5000体の扱いを巡り、協会に“強制二択”を提示。
①ビヨンドに同行しなければキメラを試験へ投入し協会を破壊／②同行すれば世界中にキメラを拡散。
どちらでも自らの狙いが達成される“詰み”の設計を見せる。

能力・役割／技能

【念能力】
戦闘力は高くないと自称し、直接的な戦闘描写や系統・発は不明。
しかし三ツ星の実績と大規模派閥運営、数千体規模のキメラ掌握などから、
交渉・統率・心理操作に長けた実務能力が強調される。

【人物像】
「人に憎まれると幸せを感じ、愛しいものほど傷つけたくなる」と語る倒錯的な価値観。
ジンからは「倒錯した愛情という建前の破壊を楽しむ、完全アウト」と評される。
読みづらく掴みどころがないが、敵対者との駆け引きそのものを愉しむ冷笑的策士。

読者の声（抜粋）

・「シリーズ随一のジョーカー。笑顔と悪意の純度が怖い」
・「政治劇の面白さを最大化した張本人。チードルとの対話が名勝負」
・「辞任の一瞬だけ見せた素の表情に人間味を感じた」

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