フローゼ [トリコ]

所属・基礎データ

CV：水樹奈々（アニメ版）
所属：アカシアのパートナー（コンビ）
肩書：神の料理人／グルメ戦争期の伝説的料理人
性別：女性
特徴：短髪の美女／調理時にグルメ細胞を外化させ長髪に変化／柔和な笑顔と母性を象徴する人物
信条：「この世のものは、分かち合った時に真の価値が生まれる」

概要と来歴

・グルメ戦争時代、飢えに苦しむ人々に食を与え続けた伝説の料理人。
・料理を粗末に扱われても怒らず、ひたすら食を分かち合うことに喜びを見出していた。
・三虎を拾い育て、人としての温もりと「施し」の意味を教えた。彼にとって唯一“愛”を与えた存在となる。
・アカシアと共に「ブルーニトロ」に連れられ消息を絶つが、数ヶ月後に衰弱した姿で帰還。
・三虎が「療水」を取りに行って瀕死の状態で戻った際、彼を救うために無理に調理を続け、命を落とす。
・死後、三虎が癒水を注ぎ続けたことで肉体は蘇生するも、魂は戻らず。
・空いた肉体にはジョアが入り込み、以後ジョアとして暗躍する。

能力・役割

・〈グルメ細胞調理術〉：自らのグルメ細胞を解放し、食材に生命力を吹き込む伝説級の技法。調理時に外見が長髪へと変化する。
・〈魂の料理〉：肉体を離れた後も、魂としてネオの腹の中で無数の食材を調理し続けた。
・〈癒しと再生〉：彼女の料理は傷ついた者の生命力を回復させ、精神を安定させる作用を持つ。

主要エピソード

・グルメ戦争期：アカシアと共に人々に食を与え続けるが、飢えた民衆の傲慢さに三虎が怒りを抱くきっかけとなる。
・三虎との出会い：幼い彼を拾い、愛情と食の意味を教え、母として慕われる存在に。
・死と転生：三虎を救うために命を賭して調理し、そのまま息を引き取る。
・魂の行方：ジョアがその肉体を乗っ取ったが、フローゼの魂はネオ内部で食材を調理し続けていた。
・最終章：トリコと鈴の結婚式に魂として現れ、かつての家族（アカシア・一龍・次郎・三虎）を温かく見守る。

人物像と関係性

・アカシアの最愛の伴侶であり、彼の暴走を止めようとした存在。
・三虎にとっては「母」であり、彼の人生と悲劇を決定づけた人物。
・一龍と次郎からも深く尊敬され、彼らにとって精神的支柱のような存在だった。
・その慈愛の精神は、節乃や小松へと受け継がれているとされる。

ユーザーの声

> 「トリコ世界の“母なる存在”」「優しすぎる悲劇の人」「ジョアとの対比が切ない」など、作中屈指の象徴的人物として高く評価されている。

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