黒田 [タフ]

概要

CV：杉田智和（OVA版）
所属：聖剣高校（進学校）
流派：灘心陽流（灘神影流と対を成す流派）
愛称：クロちゃん／ポメ
初登場：『高校鉄拳伝タフ』序盤（高校編）

人物像

・裕福な家庭に生まれた高校2年生で、バイクのツーリングを好む爽やかな青年。
・かつて空手大会で親友・成瀬を死なせてしまい、そのトラウマから「本気を出す」ことを恐れていた。
・熹一（キー坊）との戦いを通じて再び闘志を取り戻し、以後は良き友として支え合う関係となる。
・恋人のタカ子（通称オメゲ）はシリーズ屈指の美少女として描かれたが、登場後すぐに消息不明となった（俗に“猿空間送り”）。

戦闘力と技

・灘神影流に対する「陽」の流派である灘心陽流の正統継承者。
・流派の特徴は打撃主体の華麗なスタイルで、関節技・殺人技は少ない（“少ないだけで無いとは言っていない”）。
・美しく鋭い技の数々は“闘神阿修羅”を彷彿とさせ、「アシュラ」の異名を持つ。
・大型トラックを5分で破壊し、タイヤをローキック一発でパンクさせるほどの威力。
・拳速はスズメバチの群れを叩き落とすレベルで、キー坊の攻撃を軽くいなす描写もある。
・一般公開された技は健康目的にも用いられるが、実戦では威力が減衰しやすく、鬼龍からは「黒田の技は綺麗すぎる」「心陽流は所詮エクササイズ」と酷評される。

作中での評価

・静虎やキー坊からは高く評価される一方、鬼龍には軽視されるなど、灘両流派の“影と陽”の対照が明確に描かれる。
・一般人にも人気が高く、格闘シーンの美学や哲学を体現するキャラとしてシリーズ中期の象徴的存在。

モデル・モチーフ考察

・灘神影流と対になる構造は、『北斗の拳』における北斗神拳と南斗聖拳の関係を思わせる。
・物語中で“対となる流派”が後に別の構造へ移行し、相対的に影が薄くなる点も南斗系統の運命を踏襲している。

ユーザーの声

> 綺麗すぎる拳法家。杉田ボイスで理知的キャラが映える。
> 「心陽流＝南斗聖拳説」はマネモブの間でも定番の考察。
> タカ子の猿空間送りがネタにされ続けているのも黒田回の特徴。

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