ゴリラ [タフ]

概要

登場作品：『TOUGH－龍を継ぐ男－』
初登場：BATTLE.293「猛獣」
分類：霊長類（動物園飼育個体）
特徴：生身で鬼龍を一方的に制圧する異例の存在

登場経緯

・来園していた子供が飼育スペースに転落する事故が発生。
・その場に偶然現れた鬼龍が救出に飛び込み、子供を救出する。
・しかし「いい機会だから闘ってみたかった」と言い出し、突如ゴリラに攻撃を仕掛ける。
・結果、左腕を一撃で折られ「一発で折れたッ」と狼狽する鬼龍。
・さらに足を掴まれ引きずられ、観客も読者も騒然となる展開へ。

戦闘描写と見どころ

・ゴリラは特に怒る様子もなく、ただの“遊び”の延長で鬼龍を圧倒。
・鬼龍は格闘家として反撃するも、体格・筋力差で全く通じず。
・悪魔王子（宮沢熹一）が駆け付け、代わってゴリラと対峙。
・「ゴリラの闘争本能はチンパンジーにも劣る」と急に始まるゴリラ講義から幻魔拳展開へ突入。
・最終的に悪魔王子が幻魔を植え付ける形で戦闘は幕を閉じた。

作中・演出上の特徴

・鬼龍から先に喧嘩を売ったにもかかわらず、圧倒的な敗北を喫する“元ラスボスの失墜回”。
・体長4〜5m級に描かれたゴリラが、悪魔王子登場時には通常サイズに戻る謎のサイズ変化。
・「次号、鬼龍の運命は!?」というテンプレ的次回予告が読者の笑いを誘った。
・猿渡哲也の筆致による圧巻のゴリラ描写が“ゴリラ展開”という新語を生んだ。
・「殴る蹴るの暴行を受けてこそいるが、ゴリラにとっては遊び」という解説も加わる。

象徴的要素

・格闘漫画の文脈を完全に逸脱した「猿展開を超えたゴリラ展開」。
・悪魔王子が幻魔を植え付ける対象として選ばれた“罪なき動物”。
・読者からは「霊長類最強生物」「超危険生物ゴリラと遊ぶな」といった名言が飛び交う。

ユーザーの声

> 鬼龍を一撃で粉砕した“ただのゴリラ”という発想が天才。
> 猿先生のゴリラ作画が神がかってて、もはや格闘芸術。
> ゴリラ展開を越える展開なんて、この世に存在しない。

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