黒沐死（くろうるし・ゴキブリ呪霊） [呪術廻戦]
黒沐死（くろうるし）は『呪術廻戦』死滅回游に登場する、仙台結界の特級ゴキブリ呪霊である。
もっと詳しく見る
概要
種別：特級呪霊（ゴキブリ）
立場：死滅回游・泳者（当初の個体）
滞留結界：仙台
得点：54点
元状態：羂索に呪霊操術で支配されていたが解放され回游に投入
外見
・全身がカオナシのような漆黒のフォルム。
・多眼で長い触角を備えた“昆虫の顔”を擬人化した異様な造形。
・腕は昆虫構造だが質感は人間という不気味な混在。
性格・知性
・基本は“無限の食欲”に支配される本能型。
・一方で、戦略的判断（不利相手を避ける）・武器使用など呪霊としては高い知性も示す。
・倫理観は“自分とゴキブリ中心”で、会話は成り立たず共存不可。
・「私は血の味が好き」など思考は完全に捕食寄り。
術式・能力
■ ゴキブリ操作・式神（名称不明）
・呪力で強化した本物のゴキブリを大量に操る。
・黒い奔流のような大群で対象を瞬時に食い尽くし、人間を骨だけにする。
■ 土中蠕定（どちゅうせんじょう）
・掌印＋「瞎（くらい）」の詠唱で召喚される式神。
・作中では2体同時召喚。
■ 爛生刀（らんしょうとう）
・鉈のような“生と死の交雑する魔剣”。
・刃にゴキブリの卵が付着しており、傷口から孵化して体内を食い破る。
・卵鞘モチーフと思われる。
活躍（仙台結界）
・有利対面のドルゥヴを“生存条件”として自ら休眠に入る策を取る。
・乙骨によってドルゥヴが祓われたため休眠解除、飢餓で乙骨＋市民を襲撃。
・乙骨を苦戦させ、反転術式を引き出すほどの強さを見せた。
・乙骨から反転術式を“口移し＝キス”で叩き込まれ祓われる。
・※退魔の剣に匹敵する反転術式攻撃が必要な強度。
第二の黒沐死（子個体）
・178～179話で“単為生殖による子”の黒沐死が再登場。
・親と同等の恐怖感・呪力を持つ。
・乙骨／烏鷺／石流の領域押し合い崩壊時に乱入。
・爛生刀で烏鷺の片腕を噛み千切る凶悪性を発揮。
・最終的には親同様、乙骨の反転術式で祓われる。
・当初は非泳者だが、単行本おまけで「得点カウントされている」＝回游ルールにより泳者登録扱いになった可能性が示唆。
総評
・特級呪霊としての凶暴性と知性を兼ね備え、仙台結界の脅威レベルは上位。
・乙骨が“手札を隠したい状況”でも反転術式で祓わざるを得なかった点は、その強さを象徴する。
ユーザーの声
> “正真正銘の害獣ホラー” “仙台編の空気を変える強敵だった” など
