瓶兄弟 [東京グール]
瓶兄弟（びんきょうだい）は『東京喰種』に登場する、喰種集団「アオギリの樹」に所属する兄弟の喰種である。
もっと詳しく見る
概要
CV：藤原祐規（兄）／荒井聡太（弟）
所属：アオギリの樹 幹部
種別：喰種（尾赫）
レート：S
呼称：しっぽブラザーズ（CCGによる通称）
出身：不明
人物像
アオギリの樹に所属する兄弟の喰種。どちらもマスクで顔を隠しており、素顔は不明。
バツ印のような模様のマスクをつけているのが弟である。
兄弟ともに尾赫を操り、連携による高速戦闘を得意とする。その息の合った動きから、CCGでは「しっぽブラザーズ」と呼ばれていた。
アオギリの思想に心酔しており、「隻眼の王」への忠誠心も厚い。メンバーの中では比較的穏健で、無意味な殺戮を好まないタイプとされる。
戦闘経歴
11区戦にて、CCGの上等捜査官・亜門鋼太朗と交戦。
連携攻撃で一時は優勢に立つも、亜門が真戸呉緒から受け継いだクインケ「クラ」の変形ギミックに不意を突かれ、兄弟ともに敗北・死亡した。
戦闘描写は短いものの、アオギリ幹部としての登場は印象的であり、亜門のクインケ使いとしての成長を示すエピソードの一つとなった。
赫子・戦闘スタイル
・赫子：尾赫
・特徴：双方向からの挟撃・拘束攻撃を得意とする。兄弟で尾赫の特性を補完し合うような戦法を使用。
・欠点：個々の戦闘力は高くないため、連携を崩されると脆い。
死後の影響
彼らの赫子は、後に破損した亜門のクインケ「ドウジマ」の修理および強化に使用され、
“尾赫を纏った改造クインケ”＝**キメラクインケ「ドウジマ・改」**として再生した。
そのクインケは後に金木戦で使用されることとなり、瓶兄弟の赫子は形を変えて物語に残ることになる。
その他の情報
・後に彼らの「妹分」が存在していたことが明かされており、彼女もまたアオギリの樹に関わっていたとされる。
・かつては18区を巡り、ミザ率いる一派と縄張り争いをしていた過去がある。
性格
兄弟ともに比較的理性的で、戦闘を娯楽とは考えていない。忠義心が強く、仲間想いの一面も持つ。
派手な出番は少なかったが、アオギリの中では珍しく“穏やかな常識人”として描かれている。
ユーザーの声
> 出番は少なかったけど印象に残る兄弟。
> クインケ「ドウジマ・改」に繋がる設定が地味に重要で好き。
> アオギリの中でも“悪ではない喰種”という立ち位置が良い。
