玉犬 [呪術廻戦]

【総括】 玉犬は「白」と「黒」から始まる入門式神で、嗅覚探知・高速機動・近接制圧を兼ねる万能型。 その後、白の破壊を契機に黒へ力が統合され、完全上位互換の **玉犬・渾（こん）** へ進化する。 伏黒の技体系の中で、最も戦闘描写が多く、代名詞的存在。

【玉犬・白（しろ）】 額紋：道返玉（ちかへしのたま） 外見：真っ白の犬 役割：偵察・先行制圧 能力：嗅覚による呪力探知／低級呪霊の瞬殺 備考：虎杖＆釘崎に可愛がられていた。少年院特級戦で破壊。

【玉犬・黒（くろ）】 額紋：足玉（たるたま） 外見：真っ黒の犬 役割：偵察兼アタッカー 能力：白と同等だが、白の呪力を統合し“進化母体”となる。 備考：ここから玉犬・渾へ繋がる重要ポジション。

【玉犬・渾（こん）】 額紋：白・黒の複合紋 外見：大型の黒犬。逆立つ毛、獣人めいた前肢の爪。二足歩行も可。 戦闘力： ・特級・花御の装甲に傷を刻む破壊力 ・伏黒を抱えて跳び回れる膂力 ・レジィに頭部を包丁で貫かれても“死なない”生命力 ・単純火力・機動力とも伏黒式神中トップ 役割：主軸アタッカー＝「伏黒の牙」

【戦術的価値】 ・追跡：嗅覚で呪力を辿りルート確保 ・奇襲：影潜りの伏黒とセットで攪乱 ・制圧：雑魚殲滅〜特級相手の突破口まで対応 ・成長性：十種影法術の“撃破→強化”の法則を体現 ・相性：領域「嵌合暗翳庭」で影量が底上げされ火力が増す

【伏黒との関係性】 玉犬は伏黒の代表的な“相棒”枠。 他式神（鵺・満象・蛇・蟲）と比べ、感情の演出が最も濃く、作中での登場頻度も最大級。

【ファン人気】 式神系で最もイラスト・二次創作が多く、特に「渾」は伏黒の象徴として定着。 “狼男＋忍犬”のような造形から武闘派人気も高い。

【まとめ】 白 → 黒 → 渾という三段階の進化ラインを経る十種影法術の中でも異例の“成長型式神”。 伏黒の戦闘センスや“影の拡張性”を最も分かりやすく示す存在で、作中の役割は非常に大きい。