南斗鳳凰拳 [北斗の拳]

概要

流派名：南斗鳳凰拳（なんとほうおうけん）
系統：南斗聖拳108派 → 南斗六聖拳
宿星：将星 ― 帝王の星
伝承者：サウザー（聖帝）
傘下流派：南斗102派のうち29派
特徴：防御の構えを持たない制圧前進型の帝王拳
別称：「帝王の拳」「南斗最強の拳」

流派の理念と特徴

・南斗鳳凰拳は「敵（下郎）に恐れを抱くことは帝王に非ず」という思想を体現。
・**防御の型を一切持たず**、攻撃・前進・制圧のみで戦う異端の拳法。
・間合いを詰める速度と威圧は南斗随一で、至近距離での手刀は一撃必殺級。
・南斗六聖拳の中でも「最強格」とされ、他の流派が太刀打ちできない。
・拳そのものが“支配と統治”を象徴し、帝王思想を具現化した存在。

継承の儀と戒律

・北斗神拳と同様に一子相伝の形式を取る。
・伝承者は師との死闘に勝利しなければならず、その過程で先代を殺めることが宿命。
・サウザーは師・オウガイを手にかけて伝承し、以降“愛を断ち非情の帝王”へ変貌。
・この儀式は「継承の儀」と呼ばれ、鳳凰拳最大の悲劇でもある。

戦闘特性

・鳳凰拳の一撃は“南斗の斬撃”と“北斗の秘孔打ち”の中間的特性を持つ。
・サウザーはケンシロウの北斗神拳を無効化し、初戦で瀕死に追い込んだ。
・盲目のシュウも鳳凰拳の速さに対応できず、脚の腱を断たれている。
・敵の間合いに踏み込み、恐怖すら感じさせず制圧するのが流派の真髄。

代表的な奥義

極星十字拳（きょくせいじゅうじけん）
南斗十字星を模すような十字軌道の斬撃。
掌・肘・脚を連携させた圧殺型の一撃で、帝王の威を象徴する基本奥義。

天翔十字鳳（てんしょうじゅうじほう）
鳳凰の如く舞い上がり、空中から放つ絶対奥義。
闘気と速度で相手を寄せ付けず、秘孔突きを無効化する。
“天翔ける帝王”の象徴とされ、鳳凰拳伝承者の頂点技。

象徴と精神性

・“愛を断ち、情を封じ、恐怖を超えて立つ者こそ帝王”という理念。
・鳳凰の羽ばたきは“自由”ではなく“支配の翼”を意味する。
・サウザーが掲げた「退かぬ・媚びぬ・省みぬ」の信条は鳳凰拳の体現でもある。

ユーザーの声

> 「防御すら不要とする南斗の到達点。」
> 「帝王の孤高さを技で語る唯一の拳。」
> 「天翔十字鳳は“神話化された南斗”の象徴。」

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