サウザー [北斗の拳]

概要

本名：サウザー（通称：聖帝／南斗・将星の男／極星サウザー）
流派：南斗鳳凰拳（なんとほうおうけん）
宿星：将星 ― 帝王の星
身長・体重：181cm・98kg　体格：140・90・102　首：45cm
主な技：極星十字拳／天翔十字鳳
勢力：聖帝軍（聖帝十字陵を威光の象徴として建設）
関係：拳王軍（ラオウ）と覇権を争う／ユダの離反を唆し南斗分裂を誘発

来歴（抜粋）

・孤児として先代伝承者オウガイに拾われ修行、慈愛と苛烈の両面を受け育つ。
・15歳、「継承の儀」で目隠しのまま迫る“敵”を倒すが、それが恩師オウガイであったと知り慟哭。
・「愛などいらぬ！」と感情を断ち、非情の帝王へ。核戦後は聖帝軍を率い版図拡大。
・シュウ率いる反帝に苦しむも、ケンシロウ初戦では“秘孔が効かぬ”体質を盾に完勝。
・再戦で体質を見抜かれ敗北、有情拳で葬られるが、最期に愛の温もりを思い出し安らかに逝く。

帝王の肉体（特異体質）

・心臓・血流・秘孔の位置が左右逆（内臓逆位）。
・見抜かれない限り北斗神拳の秘孔が通用しない。
・ラオウは無用の共倒れを避け対戦を回避（外伝系描写では一時同盟）。
・ケンシロウ初戦惨敗の要因／再戦では天破活殺で秘孔位置を顕にされ攻略される。

南斗鳳凰拳

・南斗十字星を象る“十字型の斬撃”が骨子。
・帝王思想ゆえ「防御の構え」を持たず、制圧前進のみで間合いを踏み潰す。
・奥義：
— 極星十字拳：十字軌道の殺到で相手の間合いと体勢を粉砕。
— 天翔十字鳳：跳躍と旋回で接触前に制圧、秘孔突きを許さない頂点技。

代表エピソード

・聖帝十字陵：子供を奴隷化して築くが、真意は師・オウガイの墓標でもあった。
・シュウ処刑：仁星の英雄を陵上で葬り、直後にケンシロウと第二戦へ。
・最期：天破活殺で体の秘密を暴かれ劣勢、北斗有情猛翔破を受ける。ケンの言葉で“ぬくもり”を想起し、オウガイに縋るように事切れる。

容姿・ビジュアル

・オールバックに一房の前髪、鋭い眼差しと常の薄笑。額に赤い印。
・配色は媒体差（TV等で金髪碧眼／表紙等で銀髪×褐色）。
・豪奢な衣装とスパイク装飾のマント、十字意匠の戦闘装束。

名言

・「天空に極星は二つはいらぬ！」
・「愛ゆえに 人は悲しまねばならぬ！ 愛ゆえに 人は苦しまねばならぬ!!」
・「ひ…退かぬ!! 媚びぬ 省みぬ!! 帝王に逃走はないのだぁあああ！」
・「昔の様に、もう一度ぬくもりを……」

ユーザーの声

> 「“愛を捨てた帝王”が最期に愛へ帰る構図が完璧。」
> 「秘孔逆位ギミック×鳳凰拳の前進美学、強敵の中でも異質。」
> 「シュウとオウガイを軸にした因果の回収が名編。」

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