伏黒津美紀（ふしぐろつみき） [呪術廻戦]

概要

家族構成：伏黒恵の義姉（母と恵の父の再婚による義兄妹）
性格：心優しい／弟想い／誰かを呪う暇があれば大切な人を想うタイプ
経歴：中学卒業後に原因不明の呪いで寝たきりに→約1年7ヶ月後に覚醒
関係：五条悟による生活支援／恵の価値観形成に重要な影響
死滅回游：100点を消費したルール追加を“本人とは思えぬ動機”で実行→異変露呈

人物像

・小学1年生の頃、母と恵の父が再婚するが両親は子どもを置いて蒸発。
・以降は五条の支援のもと、恵と二人で暮らしていた。
・恵曰く「典型的な善人」。
・「誰かを呪う暇があったら、大切な人のことを考えていたい」
　—この一言に象徴されるように、真っ直ぐで優しい性格。
・中学時代、喧嘩に明け暮れる恵のことを心から心配していた（恵が呪術師になる運命は知らされていなかった）。

呪いによる寝たきりと覚醒

・中学卒業直後、原因不明の呪いで突然倒れ、長期間の昏睡状態へ。
・これは羂索が“事前にマーキングした1000人”の一人であり、真人の「無為転変」によって脳構造を術師仕様へ強制変化された結果。
・羂索の呪力に当てられ寝たきりになった者がいる、と語られており津美紀も該当すると示唆される。
・封印解除後に覚醒し、約1年7ヶ月ぶりに恵と再会。
・当初は身体が動かずリハビリ状態だったが徐々に回復。

死滅回游への巻き込まれと離脱条件

・既に呪術師や死滅回游の仕組みについて説明を受けており、恵に「心配いらない」と伝えるほど落ち着いていた。
・伊地知と行動を共にし、恵らと合流。
・離脱条件である「100点消費＋結界外からの身代わり（本人同意）」を満たすため、伊地知が身代わりに志願。
・このままコガネに離脱申請すれば、津美紀は安全に死滅回游から抜けられるはずだった。

異変の露呈

・しかし津美紀は離脱せず、100点を「結界を自由に出入りできるようにする」ためのルール追加に使用。
・“津美紀本人なら絶対にしない”理解不能の行動。
・その瞬間、恵は姉の邪悪な表情を目撃し、核心に辿り着く。
・「オマエ…誰だ!?」
・ここで彼女の正体が“万（よろず）”であることが判明し、恵は絶望へ叩き落とされる。

津美紀という存在の意味

・恵が呪術師となった理由＝「善人に平等を与える」価値観の核心。
・その象徴である姉が呪いに倒れ、さらに受肉されていた事実は恵に致命的な精神的ダメージを与える。
・津美紀の“消失”は恵の人格と戦意の崩壊に直結し、後の宿儺への主導権移行の布石ともなる悲劇。

ユーザーの声

> 器としての津美紀と、万に奪われた悲劇性のコントラストが強烈。 > 伏黒恵の人生の「光」であり、最も残酷な形で失われた存在という評価が多い。

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