亜門鋼太朗 [東京グール]

概要

CV：小西克幸
所属：CCG本局／喰種捜査官養成学校主席卒業
誕生日：4月7日（牡羊座）
身長：191cm
体重：94kg
足のサイズ：28.0cm
好きなもの：トレーニング、捜査、甘味（ドーナツなど）
気になるもの：ラビット、眼帯の喰種

人物像

アカデミーを首席で卒業した秀才にして、屈強な肉体を持つ青年捜査官。
愚直なまでの正義感を持ち、喰種被害者や遺族に深く共感する一方で、「この世界を歪めているのは喰種だ」という強い信念を抱いていた。
上等捜査官・真戸呉緒を師と仰ぎ、彼の死後もその遺志と正義を胸に戦い続ける。
初登場時は一等捜査官であったが、「アオギリの樹」騒乱後に上等捜査官へ昇進、「:re」では最終的に特等捜査官となる。
かなりの甘党で辛い物が苦手という一面もある。

幼少期と背景

幼少期は孤児であり、喰種であるドナート・ポルポラに育てられていた。彼が首に下げているロザリオはドナートからの贈り物である。
孤児院時代は仲間を喰う養父の真意を知りたいと願っていたが、真実を知った後は激しい葛藤を抱くようになる。
喰種捜査官を志してアカデミーへ入学。当初は厳しい訓練に涙することもあり、「ベソかき亜門」とからかわれたという。
同期の張間とは親友であったが、彼女は「モグラ叩き作戦」で殉職。その遺品である「ドウジマ1/2」を受け継いだことが、喰種への憎悪をさらに深める契機となった。

真戸呉緒との関係

上等捜査官・真戸呉緒の最後のパートナーであり、彼を心から尊敬していた。
ラビット（霧嶋董香）との交戦で真戸が殉職した後、亜門は深い責任感と後悔を抱く。
後に真戸の娘・暁とコンビを組むことになり、彼女の自由奔放な性格に戸惑いつつも絆を育む。
暁からの好意を受け止めきれずに拒んでしまうが、互いに強く意識し合う関係となる。

信念と転機

初期は「喰種＝悪」という極端な信念のもと行動していたが、眼帯の喰種（金木研）との度重なる交戦を経て、次第にその考えが揺らぐ。
眼帯が自分を見逃したことをきっかけに、「本当の正義」とは何かを模索するようになる。
嘉納教授の事件では暴走する金木に「“ただの喰種”でいいんだなッ!?」と叫び、危険を承知で彼を見逃す決断を下した。

終盤の運命

「梟討伐作戦」ではムカデ（金木）と死闘を繰り広げ、互いに致命傷を負う。
腕をもがれながらも最後まで抵抗し、金木を人殺しにさせまいとする姿は彼の信念の象徴であった。
その後アオギリの襲撃に巻き込まれ、CCGからは死亡認定。戦死扱いのまま特進となった。
意識を失う直前、浮かんだのは両親ではなくドナートの笑顔であり、憎悪と愛情の入り混じった複雑な感情が描かれる。

使用クインケ

・**ドウジマ1/2（甲赫）**：金棒型クインケ。張間の遺品。初期装備として登場するが、破壊される。

・**クラ（甲赫）**：真戸呉緒から譲り受けた大剣型クインケ。刀身分割による二刀流や「崩壊フェイズ」機能を持つ。

・**アラタ・弐〈proto〉（甲赫）**：アラタの試作量産モデル。装着者の身体能力を極限まで引き上げるが、肉体への負担も大きい。狼のような装甲形態を持つ。

・**ドウジマ・改（キメラクインケ）**：ドウジマを芯に、瓶兄弟の尾赫を融合させた改造クインケ。尾赫が飛び出すギミックを持ち、鱗赫の喰種にも有効。カネキ戦を想定して製造されたとされる。

性格と信条

真っ直ぐで融通の利かない性格だが、誠実で仲間思い。人間としての正義と、喰種を理解したいという葛藤の間で揺れ続けた。
理想主義者でありながら、苦悩しながら成長する姿が人間側の象徴的存在とされる。

ユーザーの声

> 亜門の「正義」が揺らいでいく過程が胸を打つ。
> 喰種と人間の狭間で苦しみながらも貫く信念が『東京喰種』のテーマを体現している。

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