丸手斎 [東京グール]
丸手斎（まるで いつき）は『東京喰種』『東京喰種:re』に登場するCCG特等捜査官。喰種討伐の実務と組織の闇、両方を見据えた現場指揮官にして、和修家の正体を暴いた“真実の告発者”。
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概要
CV：うえだゆうじ
所属：CCG（喰種対策局）対策Ⅱ課
階級：特等捜査官
担当区域：一区
身長：177cm／体重：66kg
趣味：バイク（愛車：ハーレーダビッドソンVRSC DX ナイトロッドスペシャル）
出身：アカデミー卒
部下：馬淵克也
人物像と性格
・粗暴で嫌味な性格だが、捜査官としての腕は確か。
・ハーレーで職場に乗り付けるほどの自己顕示欲の強さを持つ。
・クインケを「オモチャ」と呼び、武器に頼る真戸呉緒とは犬猿の仲。
・一方で、戦死者に対しては「死には意味がないと報われない」と語るなど、独自の死生観を持つ。
・部下の士気を高める言葉をかけるなど、リーダーとしての気概も備えている。
経歴と登場
・CCGⅡ課に所属し、11区襲撃事件では特別対策班の指揮官を務める。
・アサルトライフルを扱う戦闘に長け、指揮官でありながら前線にも立つタイプ。
・「隻眼の梟討伐作戦」では芳村店長（あんていく店長）を討ち取るが、二体目の梟（エト）によりその身を奪われる。
・梟とは過去にも交戦しており、一度目の戦いでは真戸微（真戸呉緒の妻）を失っている。
信念と理念
・口は悪いが信念は強く、「死の意味」「仲間の生き様」を重んじる。
・「使えるものは何でも使う」現実主義者でありながら、組織の腐敗には強い嫌悪を抱いていた。
・上司・和修吉時を尊敬していたが、次第にCCGの世襲構造に疑問を持つようになる。
東京喰種:reでの活躍
・「人間オークション襲撃作戦」と同時期、「クインケ鋼移送車護衛作戦」を指揮し成功させる。
・流島攻略作戦でも上陸部隊を率いる指揮官として登場。
・作戦中、CCGの「Rc検査ゲート」が特定個人にのみ誤反応しないという不審な仕様を発見。
・個人的に和修家を調査し、Rc反応除外対象が白日庭出身者と和修家の人間であることを突き止める。
和修家との決裂
・吉時に拳銃を向け、「和修家は喰種の協力者じゃねえ、『喰種そのもの』だ」と断言。
・吉時は「作戦終了後に有馬の記録を見ろ」と告げるが、丸手は信念を貫き発砲。
・頭部を撃たれ倒れる吉時を見て「これがただの人殺しであってくれ」と願うも、
直後に赫眼を発現させた吉時が立ち上がり、真実が明らかとなる。
・その後、和修政の報告により「殉死」とされるが、実際には生存。
・岸辺に上陸し消息を絶つ――その行方は不明のままとなった。
人物的意義
・“現場から和修家の闇を暴いた唯一の捜査官”。
・喰種との戦いだけでなく、CCGという巨大組織の矛盾にも刃を向けた存在。
・戦場で仲間を失い続けたからこそ、「命の意味」を真に理解していた男。
ユーザーの声
> 丸手は嫌なやつに見えて、いちばん正しい。
> 「喰種そのものだ」のシーンはシリーズ屈指の衝撃。
> 現場の人間らしさと理不尽への抵抗が胸に残る。
