モタリケ [ハンターハンター]

所属・基礎データ

・所属：グリードアイランド（プレイヤー）
・立場：一般ハンター（低戦闘力）
・CV：竹本英史（OVA版）／山中真尋（2011年版）
・特徴：茶髪の青年。温厚で気弱な性格。生活優先型のプレイヤー。
・職業：アントキバの街で定職に就き、結婚して暮らしている。

主要エピソード

『グリードアイランド』のプレイヤーの一人として登場。
念能力を持つものの、戦闘能力は極めて低く、マサドラまで辿り着くだけでも命がけの“最底辺プレイヤー”とされる。
島から脱出することを諦め、アントキバの街で日常生活を送るようになり、結婚して安定した暮らしを選んでいる。

ゴンとキルアがジャンケン大会で指定ポケットカード「真実の剣」を入手した際、生活資金を得るために尾行。
偶然手に入れたスペルカード「窃盗（シーフ）」でカードを奪おうとするが、
ゴンたちの事前対策により、キルアのポケットにカードが存在せず失敗。
結果的にスペルカードを失い、道端で泣き崩れる姿を見せた。

その後、『爆弾魔（ボマー）』のゲンスルー一味に捕縛され、
「奇運アレキサンドライト」入手のため、致死性リスクのある「リスキーダイス」を何度も振らされるという過酷な扱いを受ける。
さらに交渉時の囮として整形カード「マッド博士の整形マシーン」によって、バラ（またはサブ）に変えられてしまう。
5％の失敗率を伴うこのカードの影響で、以後は元の姿に戻れなくなった可能性も示唆されている。
以降、物語に再登場しておらず、消息は不明のままとなっている。

能力・役割

念能力者ではあるが、具体的な系統や発動技は不明。
グリードアイランド内では主に生存を目的とした“生活系”プレイヤーであり、
戦闘よりもカード集めや交易による生活維持を重視していた。
結果として、彼の存在は“ゲーム世界のリアリティ”を象徴するモブ的キャラクターとして描かれている。

読者の声（抜粋）

・「彼の“生活するためのグリードアイランド”という発想がリアルで切ない」
・「念能力者でも日常を選ぶ弱者の姿に哀愁がある」
・「整形で別人にされたラストが衝撃的だった」

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