ハイドレート [ボーボボ]

概要

CV：未登場（原作のみ）
年齢：30歳
所属：裏マルハーゲ帝国／闇皇帝
初登場：新皇帝決定戦編（第10巻付近）

地上のマルハーゲ帝国のさらに下層、「裏マルハーゲ帝国」を支配する闇皇帝。
ツル・ツルリーナ4世の実弟で、封印から10年ぶりに復活し新皇帝ツル・ツルリーナ5世を名乗った。

性格

兄である4世への強烈な劣等感と憎悪を抱く復讐者。
冷酷非情で部下への思いやりは皆無だが、同時に奇抜なギャグと異常なこだわりを見せる変質的キャラ。
足でナイフやフォークを使い食事をする、猫パジャマの「ニャンニャンアーマー」や油揚げの褌を着用するなど、闇の支配者らしからぬ奇抜さを誇る。

使用真拳：足の裏真拳

足の裏で攻撃する真拳。臭気を武器に敵を封殺する強烈な異能。
臭いによる幻覚・爆発・拘束を自在に操り、さらに他者の真拳を無効化するという反則的な特性を持つ。

— 爆滅導足端：相手を持ち上げて頭部を爆破。
— 王臭：足の裏の悪臭で幻覚を見せる。
— 即死臭：顔面に押し付けて直接嗅がせる。
— 蕩蕩足磋歎：巨大な足の衝撃波を飛ばす。
— 廻附豺狼臭艶：蹴撃と同時に衝撃波を放つ。
— 超最大奥義・誇張誇張総攬瞋恚（足の裏コチョコチョ）：怨霊の足で相手をくすぐり殺す。

戦闘能力

足の裏真拳は真拳使いを一蹴する強力なメタ能力で、ハレクラニ・破天荒・ソフトンらが一撃で敗北。
ダーク・ネクロスを装着後は防御力も異常なほど高く、怒んパッチの攻撃も通じない。
最終的にボーボボの鼻毛真拳「毛心一天」に敗れるまで、ほぼ全員が無力化されていた。

作中屈指の難敵であり、読者からは「戦う順番を間違えた裏ボス」と評された。

過去

ツル・ツルリーナ4世の弟として生まれるも、幼少期から差別的に扱われ下僕同然の生活を強いられる。
7歳の頃、魚雷ガールの父・地雷ダンディのもとで修行し「足の裏真拳」を会得。
20歳で兄により闇の世界へ追放され、その憎しみから裏マルハーゲ帝国を築き上げた。
皮肉にもその奇抜なハジケ精神は師・地雷ダンディ譲りである。

装備と演出

— ニャンニャンアーマー：猫柄パジャマ。拾い物を実戦使用。
— 油揚げビキニ＆うす塩ふんどし：本人お気に入りの変態装備。
— ダーク・ネクロス：闇皇帝の鎧。最終戦で装着。

評価・象徴

ツルリーナ3世を超える潜在力を持つとレムが評しており、真説3世クラスの戦闘力を有する可能性が高い。
足の裏真拳による「真拳封殺」はボボボ世界でも数少ない“原理破壊系”能力。

ユーザーの声

> ギャグと強さのバランスが狂ってる最強クラスの敵。「変態性と威厳を両立した稀有なボス」と再評価されている。

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