タタラ [東京グール]

概要

CV：遊佐浩二
本名：朱 鑪（シュ・ルウ）
所属：アオギリの樹 幹部／元・赤舌連
種族：喰種（尾赫）　レート：SS〜
身長：186cm　体重：96kg　血液型：A型
趣味：囲碁、読書（特に高槻泉の作品）

人物像と性格

・白髪赤眼、赤い鉄マスクで口元を覆い、白装束を纏う。
・冷酷非情かつ寡黙だが、常に理性をもって判断する戦略家。
・中国語混じりの言葉を話し、元は中国の喰種組織「赤舌連」の出身。
・兄・焔を法寺項介に殺された過去から、CCGと法寺に強烈な復讐心を抱く。
・エトには柔らかな態度を見せ、特別な想いを抱いていたとされる。

初登場と行動

・第6巻で初登場。アオギリのアジトに連行されたカネキを試すように腹を貫き、“戦力外”と判断。
・嘉納、芳村の存在に言及し、カネキの心に疑念を植え付けた。
・ノロに11区を任せ、自らはエトと共に23区コクリアを襲撃。鯱やナキら危険喰種を解放し戦力を拡大。

戦略家としての一面

・アオギリ幹部の中でも参謀格であり、組織運営や戦略を実質的に掌握。
・味方を「駒」として扱う冷徹さを持つ一方、アヤトら感情的な部下の暴走を抑える調整役でもあった。
・幹部の喪失後は勢力を再編し、ミザなど有力喰種を勧誘して組織を維持。

流島上陸作戦と最期

・CCGとの最終決戦「流島上陸作戦」では、宿敵・法寺班と対峙。
・赫者化し、4000℃の火焔を放つ圧倒的な戦闘力で捜査官を焼き尽くす。
・法寺に重傷を負わせるも、滝澤政道（オウル）が乱入。かつての20区の因縁を清算する戦いへ。
・滝澤との死闘の末に敗北、腹部を貫かれて死亡。

死と遺した言葉

・「王、望みのものは手に入ったか」――最期の瞬間まで“隻眼の王”とエトの真実を見届けていた。
・「……エ…ト…」と呟き、想い人の名を呼びながら息絶える。
・アニメでは雪に戯れるエトを穏やかに見守る描写が追加され、彼の静かな情愛が強調されている。

赫子（尾赫）と戦闘能力

・赫者形態では全身から4000℃の火焔を放出。広範囲殲滅型の戦闘を得意とする。
・攻撃範囲・威力・速度のすべてが突出しており、SS級を超える危険度を誇る。

人物関係

・エト：常に行動を共にした相棒的存在であり、彼女にだけは柔らかい態度を見せる。
・法寺項介：兄・焔を殺した仇。流島で宿命の対決を果たすも、決着は果たせなかった。
・滝澤政道：最期の相手。皮肉にも自らがCCGへと憎悪を抱いた経緯と重なる男に討たれる。

象徴と評価

・冷徹な軍師でありながら、内には燃えるような復讐と恋慕を抱えた“炎の喰種”。
・望んだものは何一つ得られず、憎悪と愛の狭間で散った悲運の戦士。

ユーザーの声

> アオギリの理性を支えた参謀であり、最期まで燃え尽きるような男。
> エトへの静かな想いと法寺への復讐が交錯する、無情で美しい最期だった。

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