コルト [ハンターハンター]

所属・基礎データ

名称：コルト（Kolt）
所属：キメラアント師団長（コンドル型）
部下：兵隊長ラモット、参謀ペギーと行動を共にすることが多い。
CV：野島裕史。
外見：コンドルを模した羽根状の装甲を背に持つ人型。成人体格で整った顔立ちをしており、目元は知的な印象。
性格：真面目・忠実・理性的。女王を最優先し、秩序の維持と外敵対策に尽力。混乱期にも冷静に行動する。
特徴：人間の個性を取り込みつつも暴走せず、群れの秩序を守った“良識派”の蟻。思考・判断に倫理性がある。
前世：クルトという9歳の少年で、4歳下の妹レイナがいた。妹想いな優しさが蟻化後にも残る。

主要エピソード

NGL編序盤で登場。女王直属の師団長として、暴走し始めた仲間たちの中で唯一冷静に群れをまとめようとする。
人間捕獲と統率の任務を遂行しつつも、蟻たちが個性に飲み込まれていく状況に危機感を抱き、女王の身を案じ続けた。
女王の死後は、その亡骸に深く慟哭し、もはや「敵」だった人間（ネテロら）に対しても敵意を捨て、女王の遺児の保護を依頼する。この行動が後の“人間と蟻の融和”を象徴する重要な転換点となった。
その後、王直属護衛軍誕生以降の動乱には直接関与せず、蟻の残党として人間社会に適応する道を選ぶ。
妹レイナ（蟻名：シドレ）と再会を果たすことはないが、彼女が人間の故郷に帰還するラストは、兄妹が別々の生を歩む選択として描かれている。

役割

役割：序盤の“秩序と理性を持つ蟻”として、キメラアント編のテーマ「人と蟻の境界」を提示した象徴的存在。
作中では、暴力や支配ではなく、組織の均衡を維持する行動で対比的に描かれる。女王の死を通じて最初に“命の尊厳”を学び、王と護衛軍へと続く“心を持つ蟻”の系譜を先導した。
（補助）SNSでは「最初に“人間の心”を持った蟻」「序盤のコルトがいたから後半の王の変化が映える」といった感想が散見される。

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