クラピカ [ハンターハンター]

クラピカ(Kurapika/くらぴか)は『HUNTER×HUNTER』に登場するクルタ族最後の生き残りで、具現化系(緋の眼時は特質系)に属する念能力者。<br> 同胞の仇である幻影旅団の討伐と「緋の眼」の奪還を目的にハンターとなり、現在はB・W号でワブル王子とオイト王妃の護衛に就く。

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所属・基礎データ



【基本属性】
・名前:クラピカ(Kurapika)
・出自/立場:ルクソ地方・クルタ族出身/ハンター、ノストラードファミリー若頭(護衛主任)
・現任務:B・W号にて第14王子ワブル、オイト王妃の護衛
・年齢・体格:17歳(初登場時)/身長171cm・体重59kg・AB型
・系統:具現化系(緋の眼発現時のみ特質系)
・CV:日髙のり子(パイロット版)/甲斐田ゆき(1999年)/沢城みゆき(2011年〜)

【概要】
クルタ族虐殺の生存者として旅団を討ち、「緋の眼」を取り戻すことを誓う。
ハンター試験合格後はノストラード家に身を置き、頭脳・交渉・念能力で任務を遂行。
暗黒大陸編では協会側(十二支ん子)として情報班の中核を担い、王位継承戦では最弱勢と評される母子の庇護に注力する。

主要エピソード



【ハンター試験】
ゴン・キルア・レオリオと協力し合格。冷静な判断と身体能力を披露。

【ヨークシン市】
ノストラード護衛として旅団と対峙。ウボォーギンを拘束・撃破し、クロロに掟を科す。
以後「緋の眼」奪還を継続。

【会長選挙期】
本編では姿を見せず。その後、協会との連携に復帰。

【暗黒大陸編〜王位継承戦】
十二支んの“子”として合流(情報班)。B・W号でワブル王子とオイト王妃の護衛に就任。
念獣出現を受け、船内の護衛ハンターへ念の周知と調整を主導。
ダウジングチェーンで内通者の洗い出しを進めつつ、各勢力と情報連携を図る。

能力・役割/技能



【特異体質】
・緋の眼:感情高揚で虹彩が緋色化。発現中は特質系となり「絶対時間(エンペラータイム)」が使用可能。

【特質系:絶対時間(エンペラータイム)】
・効果:全系統を100%の習得率で行使可能/オーラ総量・精度の大幅強化。
・反動:強い消耗が生じ、長時間の維持は不能(作中で失神・長時間休養の描写)。

【具現化系:五指の鎖(右手)】
・親指《癒す親指の鎖/ホーリーチェーン》:治癒促進。緋眼時は回復が顕著に向上。
・人差し指《奪う人差し指の鎖/スチールチェーン》:対象のオーラ・発を吸収。
 └ 特質併用《人差し指の絶対時間(ステルスドルフィン)》:奪取した“発”の解析・一時使用/第三者への使用権付与が可能(使用完了まで解除困難のリスクあり)。
・中指《束縛する中指の鎖/チェーンジェイル》:対象(旅団員限定の誓約)を強制的に「絶」にして拘束。
・薬指《導く薬指の鎖/ダウジングチェーン》:捜索・嘘の看破・弾丸受けの防御など感知強化。
・小指《律する小指の鎖/ジャッジメントチェーン》:心臓に刃を刺し“掟”を宣告・遵守を強制(主に緋眼時)。

【戦闘・運用】
・高精度の「凝」「流」による間合い管理と抑制戦術が得意。
・銃器・ブラフも併用し、交渉・取引と合わせて任務を遂行する“現実的な運用者”。

読者の声(抜粋)



・「理性と執念のせめぎ合いに魅せられる」
・「チェーンジェイルの理不尽さと誓約の重さが最高」
・「B・W号編はクラピカが“仕事”で物語を動かしていて痺れる」
・「エンペラータイムの代償が重くて読む手が止まる」