ゴン [ハンターハンター]

所属・基礎データ

【基本属性】
・名前：ゴン＝フリークス（Gon Freecss）
・声優：松本梨香（パイロット版）／竹内順子（1999年版）／潘めぐみ（2011年版）
・生年月日：5月5日（子どもの日）
・年齢：12歳（作中初期）
・出身地：くじら島
・血液型：B型
・身長／体重：154cm／49kg
・系統：強化系
・父親：ジン＝フリークス（プロハンター）

【外見】
黒に近い深緑色のツンツン髪と一重のどんぐり眼を持つ少年。
服装は緑を基調とした上着とショートパンツが基本で、
当初は学ラン風の衣装や、ラフな胴着姿で描かれることもあった。
表情豊かで感情がそのまま顔に出るタイプ。

性格・人物像

好奇心旺盛で、思ったことをすぐ行動に移す強化系らしい性格。
純粋無垢な心の持ち主で、善悪の区別よりも“興味があるかどうか”で動く一面を持つ。
一方で、自分の信念に反することには頑固で、負けず嫌いな一面が強い。
ゼパイルからは「純粋すぎて危うい」と評されている。

天真爛漫な性格で他人の過去を気にせず、誰にでも誠実に接する。
クラピカやキルア、レオリオら仲間に深く影響を与える存在で、
キルアからは「自分にとっての光」とまで言われている。

来歴と主なエピソード

【ハンター試験】
11歳でくじら島を出発し、ハンター試験に挑戦。
試験を通じてクラピカ、レオリオ、キルアと出会い、友情を育む。
持ち前の観察眼とひらめきで数々の難関を突破し、正式なハンターとなる。
ヒソカからは才能を認められ、一種のライバル関係を築く。

【ジンを探す旅】
帰郷した際、父ジンが制作に関わったゲーム「グリードアイランド」の存在を知り、
それを通して父に会うことを目指す。
キルアと共にヨークシンでクラピカらと再会し、幻影旅団との抗争に巻き込まれる。
その後グリードアイランドを攻略し、ビスケの修行を経て心身ともに大きく成長する。

【カイトとの再会と喪失】
ゲームクリア後、裏技でカイトと再会し、NGLでキメラアント調査に参加。
しかし、ネフェルピトーとの戦闘でカイトは死亡。
その絶望がゴンの中に深い怒りと憎しみを芽生えさせる。
以降、ピトーへの復讐に取り憑かれ、自らの命と未来を賭して「強制的成長」を遂げる。

【強制的成長（通称：ゴンさん）】
「もうこれで終わってもいい」という決意のもと、
自身の念能力と生命力を極限まで圧縮・解放し、成人体へと変貌。
この姿でネフェルピトーを瞬殺するも、代償として生命の危機と念の喪失に陥る。

【瀕死・復活】
戦闘後、瀕死の状態に陥るが、キルアがアルカの「ナニカ」の力で救命。
会長選挙編にてジンとついに再会を果たし、
父から「次に何をするかを考えろ」と諭されることで心の再生を遂げる。
以後、念能力を失いながらも、再びくじら島へ帰郷。
ミトのもとで穏やかな生活を送り、日常へと戻っていった。

能力・戦闘特性

【念系統】強化系
オーラ量は圧倒的で、臨戦態勢ではプロ級のハンターに匹敵する。
ただし、燃費が悪く、戦闘時は10倍の速度でオーラを消費するとナックルに分析されている。

【必殺技：ジャジャン拳】
じゃんけんを模した三種の技を使い分けるゴン独自の必殺技。
・グー（強化系）：右拳にオーラを集中させ放つ破壊的なパンチ。
・チー（変化系）：オーラを刃状に変化させ、対象を切り裂く。
・パー（放出系）：掌から念弾を発射する遠距離攻撃。

掛け声と構えにより集中力を極限まで高めるが、同時に隙も生じる。
しかしその制約こそが技の威力を増幅させる要因となっている。

【強制的成長の代償】
ネフェルピトーを倒した代償として、念能力を永久的に失う。
以降はオーラを出せても自分では認識できない状態となり、
“念能力未覚醒者”と同等の状態にある。

人物関係

・ジン＝フリークス：父。ゴンの旅の目的であり、最大の動機。
・カイト：父の弟子であり、ゴンにハンターの道を示した人物。
・キルア＝ゾルディック：親友。ゴンにとって最大の理解者であり、心の支え。
・クラピカ、レオリオ：試験からの仲間。絆を通じて互いに成長を支え合う。

読者の声（抜粋）

・「純粋さと狂気が紙一重の主人公」
・「ゴンさんはトラウマ級の名シーン」
・「父を探す旅が“自分を知る旅”になっているのが深い」
・「念を失ったあとの人生が気になる」

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