軍儀の「ココリコ」、冨樫が仕込んだ知略と象徴性

狐狐狸固（ココリコ）は、軍儀における高等戦法であり、王メルエムが「離隠（ハナレガクシ）」と名付けた手の本来の名称。
序盤～中盤にかけて、帥（スイ）を自陣右側に孤立させる布陣で始まるが、これは一見攻撃的でありながら“死路”を内包している。
コムギはこの戦法を十年前に自ら編み出し、同時にその弱点も看破していたという設定が、物語全体の伏線構造と呼応している。

1: 風吹けば名無し
ココリコって名前だけで可愛いのに中身めちゃくちゃ深いんよな

2: 風吹けば名無し
王が「離隠」と呼んでる時点で既に“死の手”になってるの皮肉や

3: 風吹けば名無し
帥を右に孤立させる＝王を孤立させる＝自分の最期の暗喩ってすごい

4: 風吹けば名無し
コムギが10年前に編み出してたって設定、完全に人間の知恵の象徴やろ

5: 風吹けば名無し
冨樫、盤面の一手に人生ドラマ詰め込むの上手すぎる

6: 風吹けば名無し
王の「離隠」＝物理的に離れた場所で死ぬ運命のメタ構造やん

7: 風吹けば名無し
右に寄せる陣形って王の孤独そのもののビジュアルなんだよな

8: 風吹けば名無し
「狐狐狸固」って言葉自体が“孤立と執着”を示してて美しい

9: 風吹けば名無し
王が中将を打つ＝中央突破＝ネテロ戦を暗示してる説好き

10: 風吹けば名無し
中将新で看破される＝薔薇で王が負ける流れと完全一致や

11: 風吹けば名無し
コムギが作って破った戦法を、王がなぞる構図ほんと文学的

12: 風吹けば名無し
人間の“過去の失敗”を知らずに繰り返すのが王の悲劇なんよ

13: 風吹けば名無し
狐狐狸固って打ち方自体が“賢さの罠”ってのが深い

14: 風吹けば名無し
「離隠」って名付けることで王自身が死の意味を再定義してるのすごい

15: 風吹けば名無し
序盤の布陣が後半の死の伏線になる構成ほんま綺麗やわ

16: 風吹けば名無し
右側の孤立＝王の支配構造の崩壊、左側の寄り＝人間の連帯

17: 風吹けば名無し
鶴羽の陣保って寄せる＝人間側が“形を保ちながら進化する”象徴やと思う

18: 風吹けば名無し
王は勝ち筋を読みながら、同時に自分の死筋を踏んでたんやな

19: 風吹けば名無し
狐狐狸固→中中将→中将新、この三段構造がストーリーの縮図や

20: 風吹けば名無し
「無限の攻めが可能」って王の台詞がネテロ戦そのままなんよな

21: 風吹けば名無し
王が見た“無限の攻防”＝百式観音戦の未来読みだったの鳥肌

22: 風吹けば名無し
冨樫って盤上の理論で人間と怪物の心情描くの異常にうまい

23: 風吹けば名無し
コムギが自分の“死の布陣”を過去に体験してたってのも泣ける

24: 風吹けば名無し
王が名付けた離隠＝コムギが作った狐狐狸固＝2人の心のリンクやな

25: 風吹けば名無し
勝負の中で互いが同じ手にたどり着くのが愛と理解の象徴やと思う

26: 風吹けば名無し
しかもその手が死路ってのが冨樫の残酷な優しさよな

27: 風吹けば名無し
狐狐狸固＝孤立の手→結末＝共に死ぬ、対比が完璧すぎる

28: 風吹けば名無し
王がその名を知らずに離隠と呼ぶ＝人間の知恵へのリスペクトなんよな

29: 風吹けば名無し
軍儀ってルールより哲学読ませるための装置になってるのがすごい

30: 風吹けば名無し
ココリコ＝孤立と理解の象徴、H×Hの核はこの一手に全部詰まってる