鹿紫雲一（かしもはじめ） [呪術廻戦]

概要

滞留結界：東京第2コロニー
時代：400年前の呪術師（受肉）
特徴：電気回路のコイル状の髪型をした美青年
性質：極度の好戦性／強者との死闘を生きがいとする戦闘狂
備考：死滅回游開始から10日で200点獲得→総則9を追加

人物像

・合理より「強敵との正面突破」を好む、生粋の戦闘狂。
・400年前、既に老齢で喀血していたが、なお大量殺戮で血の海を作るほどの怪物的実力。
・羂索から「宿儺こそ最強」と聞き、生涯最後の闘争として死後呪物になる契約を結ぶ。
・当時“伊達藩史上最強の呪力出力”を持つ石流龍とも戦いたかったが、老齢と距離により断念。

基本戦闘スタイル

・呪力操作（電気特性）
・棒術（如意）
・体術・分析力・領域対策（彌虚葛籠）
・刀の使用が示唆される描写あり

呪力特性（電気）

・呪力が電気と“ほぼ同一の性質”を持つ特殊体質。
・全身および武具へ自在に電撃を流し、並の呪力量では防御不能。
・伏黒の式神「鵺」と同性質。
・電荷分離によって“必中の雷撃”を実現：
　— 相手にプラス電荷を付与
　— 自身のマイナス電荷の地面放電をキャンセル→直撃させる
・如意棒への蓄電も可能で、位置取り次第で致命打を確定させる。
・海中など“導電環境”では呪力が漏れ出す弱点あり。
・ただし海水分解による塩素ガス生成で反撃可能（秤を昏倒）。

結界術

【彌虚葛籠（いやこつづら）】
・シン陰流簡易領域の原型。
・領域の必中効果を中和する。
・作中では秤の高速展開により使用が間に合わず。

術式：幻獣琥珀（げんじゅうこはく）

・“電気と同じ特性の呪力が起こし得る全現象”を肉体変換によって実現。
・例：
　— 神経電流の活性化による敏捷強化
　— 物質振動数へ同調する音波
— 物体を蒸発させる電磁波
　— X線による構造解析　など
・電気の応用＝「何でもできる」レベル。
・代償として術式解除後に肉体が崩壊する“死の確定”。
・ゆえに「一発、それっきり」。宿儺にのみ使用する覚悟の技。

代表エピソード（死滅回游）

【パンダ戦】
・宿儺の所在情報を求め行動。遭遇したパンダを撃破。

【秤金次（坐殺博徒）戦】
・秤の“4分11秒の不死身”を前に「その間に殺してみせる」と豪語。
・電荷攻撃で複数回の致命打を与えるが、豪運で逆転を許す。
・海へ落とされ呪力漏出→降参。
・得点と引き換えに宿儺探索の協力関係へ。

宿儺との対峙（五条戦後）

・五条敗北後、宿儺へ真っ先に挑む。
・強者ゆえの“孤独の苦悩”を宿儺へ吐露。
・宿儺から返された答え：
　—「贅沢者め」
　—「挑戦者の全力に真正面から応える行為こそ慈愛」
　—「お前は愛され、愛に応えてきた」
・宿儺の価値観：
　—「他者に満たしてもらう気はない」
　—「食らいたい時に食らう、殺したいなら殺す」

最期（第238話）

・宿儺が“真の姿”を顕現した瞬間、その美しさに心震わせる。
・幻獣琥珀による超火力で宿儺を一時圧倒。
・しかし完全体宿儺の前に力及ばず。
・網状の多重斬撃を受け絶命。
・死の間際（あるいは死後）、精神世界で対話。
・宿儺「強さゆえに愛され、愛に応えている。それを孤独と嘆くのは贅沢」
・最後に鹿紫雲は「飽きるだろ」と問う。
・宿儺「人間の味は多様で刹那的。死ぬまでの暇つぶしに丁度いい」。

ユーザーの声

> 宿儺戦の“400年越しの執念”と会話劇が名シーン。 > 覚悟を背負った幻獣琥珀の出し方が美しい。

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