阿修羅カブト [ワンパンマン]

概要

名前：阿修羅カブト（Ashura Kabuto）
所属：進化の家（ジーナス博士の研究施設）
災害レベル：竜
種別：暴走型改造生命体
特徴：強靭な装甲・超反応速度・異常な闘争本能

外見

・カブトムシをモチーフにした筋骨隆々の巨体。
・全身を覆う硬質外殻は金属よりも頑強。
・顔面は鋭角的で、牙と角が突出した怪物的デザイン。
・阿修羅モード発動時には体色が紫に変化し、蛍光グリーンが走る“初号機カラー”。
・アニメでは挑発的な身振りや咆哮が追加され、狂気を強調。

性格

・極めて傲慢で粗暴。自身を「最強」と信じて疑わない。
・制御不能のため封印されていた経緯を持つ。
・ジーナス博士にも従わず、彼のクローンを虐殺。
・戦いへの渇望に支配された生粋の戦闘狂。

能力・性能

【圧倒的な防御力】
・ジェノスの「マシンガンブロー」を受けても傷一つ付かない。
・高温焼却砲を息で吹き返すほどの出力差を見せる。

【怪力・速度】
・巨体に似合わず驚異的なスピードを誇る。
・反応速度も高く、サイタマの殺気を察して距離を取る描写も。

【危機感知能力】
・闘争本能とは別に、生命的な危険察知能力を持つ。
・サイタマを前にして初めて“本能的恐怖”を示した怪人。

阿修羅モード

・暴走強化形態。出力がさらに倍増。
・発動中は理性が消失し、7日間闘争が止まらない。
・破壊・殺戮の衝動に支配され、自身すら制御不能。

作中での活躍

・封印を破り、ジーナス博士のクローンを皆殺しに。
・サイタマへの興味から実験場でジェノスと交戦。
・ジェノスを瞬殺し、満を持してサイタマと対峙。
・サイタマの“筋トレ説”に激怒し、阿修羅モードを発動。
・「来週の土曜まで殺戮を続ける」と叫ぶが、サイタマが“今日が土曜（特売日）”だと気付き思考停止。
・その隙に放たれたアッパー一発で上半身を吹き飛ばされ死亡。

性能比較（ドラマCD『マジCD②』より）

・ジェノス（G4強化型）戦：二撃で圧勝、55連勝。
・金属バット戦：3分で勝利。
・超合金クロビカリ戦：15分で敗北（クロビカリ無傷）。
・ゾンビマン戦：1週間殴り続けるも殺しきれず敗北。

象徴と影響

・サイタマの“凡人ゆえの強さ”を証明した象徴的な怪人。
・ジーナス博士の人生を変え、研究を放棄させる契機となった。
・以降、博士はたこ焼き屋を開業し、人間として再出発。

余談

・アニメ版では次回予告のナレーションも担当（本人調）。
・博士の部屋の照明ヒモには彼のフィギュアが付けられている。
・後の原作138話では、同型と思しき新型カブトが登場。

評価と人気

> 「サイタマに恐怖を感じた最初の怪人」
> 「デザインと阿修羅モードの迫力が最高」
> 「スーパーの特売オチが完璧すぎる」とファンから高い支持を得ている。

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