モスキート娘 [ワンパンマン]

概要

名前：モスキート娘（Mosquito Girl）
所属：進化の家
災害レベル：鬼
初登場：原作第5撃（アニメ第2話）
創造者：ジーナス博士（進化の家）
特徴：高い機動力と吸血能力を持つ飛行型怪人。

外見

【原作版】
・顔は女性だが、身体は巨大な蚊そのもの。
・6本の脚と2枚の羽、縞模様の腹部を持ち、額から鋭い口吻が突き出ている。
・強化形態では二本脚で直立し、人間に近い姿に変化。

【村田版・アニメ版】
・全体的に人間寄りのデザインへ変更。
・人間の女性の体型に蚊の意匠を融合させ、複眼・触覚・羽・鉤爪・長い血袋状の腹部を備える。
・髪型はセミロング、強化形態では赤みを帯びた肌と鋭利な四肢に変化。
・アニメ版では色彩と質感が妖艶で、人気キャラとして高い支持を得ている。

能力

【蚊の群れの支配】
・半径50km圏内の蚊を自在に操る。
・群れによる吸血で人間や動物を瞬時にミイラ化させる。
・操作精度も高く、対象の生死を判別可能。

【飛行・高速戦闘】
・軽量かつ機動力に優れ、滑空や急旋回が可能。
・爪による斬撃、額の口吻による刺突攻撃を得意とする。
・ジェノスの義手をもぎ取るほどの威力を誇る。

【吸血強化（強化形態）】
・群れに集めさせた血液を自らに注入し、災害レベル“鬼”相応の力を得る。
・一撃でビルを破壊できる腕力と超加速を発揮。
・ジェノスを自爆寸前まで追い詰めた。

作中での活躍

・冒頭で吸血の大群を操り、都市部を混乱させる。
・ジェノスと交戦し、当初は圧倒されるも吸血強化で形勢逆転。
・強化形態でジェノスを破壊寸前に追い込む。
・だがその直後、血を求めて現れたサイタマの“ワンパン”で粉砕。
・この戦いを機にサイタマとジェノスは出会い、後の師弟関係が始まる。

設定と裏話

・ジーナス博士曰く「試作品」。本人からも“貧弱な羽虫”と評される。
・公式図鑑での紹介文は「この美貌でも“蚊”扱い」。皮肉を含んだ文面が話題に。
・ドラマCD『マジCD②』では、阿修羅カブトに全く歯が立たないジェノスとの戦闘シミュレーションが語られ、油断がなければ逆転していたとされる。

象徴性と演出

・モスキート娘は『ワンパンマン』初期における“怪人の美と残酷さ”の象徴。
・強化→即死という落差がサイタマの理不尽な強さを印象づける演出として機能。
・アニメ版では美麗な作画とともに“ジェノス初の敗北”と“サイタマとの出会い”を同時に描く名エピソードとなった。

ユーザーの声

> 「モスキート娘のデザインが神」「一瞬で散るのが逆に印象的」「進化の家の中で一番美しい怪人」と人気。
> pixiv・SNSでは「強化形態」と「通常形態」の二面性がファンアートで高頻度に描かれている。

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