北斗の拳 イチゴ味

概要

連載開始：2013年3月（WEBコミックぜにょん／現「ゼノン編集部」）
ジャンル：公認パロディ／ギャグ
スタッフ：シナリオ＝河田雄志／作画＝行徒妹
ステータス：2018年～無期限休載（再開未定）
特徴：原作キャラが基本“生存”で再登場／ドリームマッチ多数／原作外の組み合わせが実現

作風・技法

・原作コマの“コピートレス”ではなく、原作画風を参考に**ゼロから手描き再現**。
・進行に伴い、原作では見せない表情バリエーションや崩しギャグも解禁。
・キャラ崩壊は意図的演出だが、武論尊「まぁ、いいんじゃない？」／原哲夫「もうちょっとHに振っても」コメントで公認の遊び場に。
・コミックス構成は**当時のジャンプ・コミックス風**を模倣。巻末に行徒妹『外道伝』を収録（こちらは原哲夫画風ではない）。

アニメ化

・2015年秋TVアニメ化。『DD北斗の拳2 イチゴ味+』内で**ED前の約2分枠**という離れ業で放送。
・サウザー役は原作TVアニメと同じ**銀河万丈**。
・ティザー段階から小ネタ満載の仕込みあり。

派生・関連書籍

・『北斗の拳BBQ味』：イチゴ味スタッフによる英語（？）再解釈本。
　例：北斗神拳→「ホクト ゴッド パンチ」／我が生涯に一片の悔い無し→「サティスファクション イン マイ ライフ」

主な登場人物（抜粋）

・サウザー：本作主人公。将星・南斗鳳凰拳伝承者。ツンデレ気分屋だが**南斗最強**の実力は健在。カレー大好き。
・副官（ヒゲの部隊長）：ツッコミ役。サウザーの暴走を最前線で受け止める人。
・ターバンのガキ：サウザーの天敵。**同じ傷口を正確に突く**機械的執念。
・南斗DE 5 MEN：六聖拳（最後の将除く）による即席ユニット。楽曲PVネタ多数。
・シュウ様：正義感の人。女性人気でサウザーに妬まれがち。
・レイ：良識派だが不遇。器用貧乏ムーブで苦労が絶えない。
・ユダ：妖星。**「UD→ウダ」**ネタほか自虐と財力の塊。
・シン：殉星。ケンシロウ関連以外は比較的常識人。
・北斗勢（ケンシロウ／ラオウ／トキ／ジャギほか）：原作像を崩しつつも要所で原点回帰。アミバは**“きれいなアミバ”**に着地。
・五車星（ヒューイ／シュレン／フドウ／リハク／ジュウザ）：**青いのウザさ**やリハクの落とし穴など名物化。

物語のポイント

・原作で出会わない面子の邂逅、**時系列超えのドリームマッチ**をギャグ混じりで実現。
・キャラの“生存”前提でコメディを拡張しつつ、時折シリアスを逆手に取る構成。
・サウザーの**“失われた青春”コンプレックス**が学園騒動やカレー偏愛に結び付くなど、動機がギャグへ雪崩。

よくある小ネタ

・羅将ハンの「肌が粟立つ」口癖化／童貞認定遊び。
・リハク＝**五車星一いらない人**からの名誉挽回（ジュウザ制御）。
・“ジャギの子分”改名ネタ（フリーダム等）／ジャギの人間味補正。
・ED前2分編成／ジャンプ風装丁／原作オマージュの**手描き再現**。

ユーザーの声

> 原作リスペクト×悪ノリの塩梅が絶妙。手描き再現の濃さが気持ちいい。
> サウザー主役の再解釈で、北斗世界の“もしも”が一気に開いた。
> 2分アニメの密度と小ネタ量、毎回“肌が粟立つ”。再開を待ってる。"

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