入江奏多 [テニスの王子様]

プロフィール

・学年：高校3年生（U-17日本代表）
・身長：178cm → 165cm（※ファンブックで修正）
・体重：66kg → 55kg
・誕生日：12月7日（射手座）
・血液型：A型
・利き腕：左
・視力：眼鏡着用で両目1.0
・プレイスタイル：オールラウンダー
・ラケット：FISCHER MAGNETIC TOUR 100／BRIDGESTONE C-SNIPE 3.0
・シューズ：HEAD ad, apt_1105.t (A0555)／K.SWISS SPEEDSTAR TENNIS
・趣味：音楽（テナーサックス）、人間観察、パン作り
・家族構成：父（美容師）・母・姉・妹
・委員会：生徒会副会長
・得意科目：現代文・倫理
・苦手科目：ツベ語
・好きな色：生成り
・好きな食べ物：チョコチップクッキー、シュークリーム
・苦手なもの：勘の鋭い人、八方美人な女子
・今一番ほしいもの：ジャズコンサートチケット
・声優：相葉裕樹

性格・人物像

柔らかい口調と物腰で接するが、本性は極めて冷徹。 演技と心理操作に長け、“腹黒紳士”と呼ばれることもある。 ただしその行動原理は「実力を見極め、後輩を育てる」ためであり、 跡部や徳川の成長を心から喜ぶ“師”のような一面も持つ。

作中での活躍

中学生に対しても親切で、柔和な印象を与えるが、 実際には常に先を読む策略家。

・跡部景吾戦（5番コート入れ替え戦）では、わざと5ゲーム連取される演技を仕掛け、 　跡部の「氷の世界」さえ通用しない圧倒的展開で逆転。 　最終的にはタイブレーク200ポイントに及ぶ死闘の末ノーゲームとなるが、 　肩の故障すら演技であり、余力を残したまま引き分けに終わった。

・秋庭紅葉戦では「安い演技」と挑発されたことで本性を露わにし、一瞬で勝利。 　その後、1軍No.20に昇格。 　さらに徳川の教育係として鬼十次郎と共に特訓・保護を行い、 　精神的支柱としても描かれている。

・プレU-17杯エキシビションでは跡部とペアを組み、 　Q・P＆手塚国光組と対戦。敗北を装って跡部に“足りないもの”を気づかせた。

能力と技術

入江の戦い方は“演技”そのもの。 相手の心理を掌握し、絶望を与えることで試合を支配する。
データでは測れない不可視の支配力を持つため、 コーチ陣すら正確な能力値を算出できていない。

・精神操作の精度は鬼・平等院クラスに並ぶ。
・普通のテニスをする稀少な実力者として、バランス型の基準点。
・徳川曰く「入江さんは人の心を読むテニスをする」。

外見と特徴

ふわふわの金髪に丸眼鏡をかけた青年。 温厚な見た目とは裏腹に、時折“目の奥が冷たい”と評される。 ファンの間では、眼鏡の形から“ハ○ー・ポッター”や“えなり”と呼ばれることも。

裏設定・逸話

・演技の研究のため、日常的にDVDを鑑賞している。
・許斐先生いわく「基本、彼の言葉はほとんど嘘」。
・テナーサックス（※作中ではアルトサックス説あり）の名手で、 　夜中に練習して周囲に迷惑をかけている。

総評

入江奏多は“優しさを装う冷徹な観察者”であり、 新テニスの王子様における心理戦の象徴的存在。 彼の微笑みは偽りでありながら、後輩への思いは本物。 演技と真心の狭間に立つ、シリーズ屈指の二面性キャラクターである。

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