一龍 [トリコ]

所属・基礎データ

所属：IGO（国際グルメ機構）会長
師匠：美食神アカシア
弟弟子：次郎（三虎）
年齢：不明（500歳以上）
誕生日：1月1日（山羊座）
血液型：O型
身長：175cm／体重：502kg／視力：9.5／足のサイズ：27cm
好きなもの：弟子・弟（息子）たち
嫌いなもの：酒（極度の下戸）
好きな言葉：団らん
CV：堀内賢雄（アニメ版）

人物像

色黒で金髪、筋骨隆々の体格を持つ快活な老人。
若い頃は真面目な性格で、アカシアの三弟子の中では長兄としてまとめ役を担っていた。
500年前、孤児だったところをアカシアに拾われ、最初の弟子となりニトロ監視を任される。

その後、フローゼの死を巡って弟弟子・三虎と激突し、半殺しに追い込むも涙を見て止めを刺せず、
以後500年にわたる確執が始まった。

現在は飄々とした性格に変わったが、弟子や後進を深く思いやる父性を持つ。
トリコにとっては師であり父のような存在で、「オヤジ」と呼ばれている。

能力・技術

その“人間力”は作中でも最強格で、ただ佇むだけで惑星を引き寄せる引力を発する。
美食會幹部の総攻撃をも一人で受け止め、トリコの全技を軽く防ぐ実力を持つ。

■ 箸（Chopsticks）
体から放つ食欲エネルギーを巨大な箸として具現化する能力。
敵を摘まんで動きを止めたり、突き刺して攻撃する。
技名の多くは“嫌い箸”（行儀の悪い箸の持ち方）に由来しており、
「舐り箸」など、相手を侮蔑する意味を持つものも含まれる。

■ マイノリティワールド（少数派支配の法則）
平方根の法則を応用し、物質を構成する少数派原子を支配して現実の法則を覆す技。
・重力に逆らって浮遊する
・傷の瞬間治癒
・敵の運動精度を低下させる
・生命活動を逆転させ、臓器を停止させる
など、発動時点で勝利が確定するほどの能力。
ただし、三虎は“死を受け入れる”逆転思考でこの技を破った。

主要エピソード

・トリコたち四天王を育成し、人間界の秩序を守る。
・GODを巡る戦争を予期し、最後の使命として三虎と対峙。
・三虎との戦いではドン・スライムの力を借りず奮戦するも敗北、
　アカシアの真意を伝えようとしたところでブルーニトロに討たれ死亡。
・遺体は三虎の手で“食没の岬”に葬られる。

・アニメ版では改変され、ブルーニトロが登場せず生存。
　次郎・三虎と食卓を囲むシーンで物語を締めた。

・魂の世界ではドン・スライムと再会し、地球崩壊阻止に協力。
　死後も次郎に“まだやれることがある”と告げて去った。

フルコースメニュー

（第1～第8ビオトープの宝箱に保管／“ビリオンバード”孵化用の献立）
オードブル：ミリオンの種
スープ：エボシの涙
魚料理：みたらし昆布
肉料理：事無き虫
主菜：ビリオンバード
サラダ：姫ワラの種
デザート：ドライメロロン
ドリンク：殿あられ

一龍とドン・スライムによれば「ミリオンの樹の種はクセになる味」。
食べるというより“育てるためのフルコース”であり、生命循環を象徴している。

人気・評価

人気投票：原作第24位（29票）／アニメ第15位（201票）
長老的存在としての人気は根強く、師弟関係の象徴的キャラとして高評価を受けている。

ユーザーの声

> 「一龍はトリコ世界の“父”であり、“生命”を語る者」
> 「戦いよりも生き様で魅せるキャラ」として支持が高い。

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