ライガフウガ [北斗の拳]
ライガとフウガは『北斗の拳』に登場する双子の拳士で、カサンドラ監獄の門番を務める二神風雷拳の使い手。
もっと詳しく見る
概要
登場：原作（54～58話）／TVアニメ版（39～43話）〔確定〕
肩書：カサンドラの門番
流派：二神風雷拳
CV：ライガ／幹本雄之（TV）・稲田徹（PS）・平井啓二（真北斗無双）・酒巻光宏（リバイブ）
フウガ／沢木郁也（TV）・今村直樹（PS）・鈴木賢（真北斗無双）・堂坂晃三（リバイブ）
人物像と背景
・同じ筋肉・同じ感性を持つ者のみが修得可能な「二神風雷拳」の双子拳士。
・カサンドラの獄長ウイグルに末弟ミツを人質に取られ、仕方なく門番として生きる。
・外見は酷似しているが、フウガにのみ顎鬚がある（アニメ版ではパンツの色で識別）。
ケンシロウとの邂逅
・ウイグルの命でケンシロウとレイを迎撃。二神風雷拳の連撃と鋼線で襲うが、ケンシロウに技を見切られ敗北。
・彼の力を「救世主の証」と悟り、自らの意思でカサンドラの門を開放。
・裏切りに激怒したウイグルにミツを処刑されそうになるも、死を恐れぬ覚悟により命を救われる。
・ウイグル敗北後、ミツと感動の再会を果たす。〔作中描写〕
最期と兄弟の絆
・拳王親衛隊の進軍を阻止すべく、トキの獄舎への道を確保。
・巨大な岩を二人がかりで支え、ザルカとカシムの攻撃を受けても通路を守り続ける。
・絶命後も岩を落とさず、己の肉体でトキの脱出路を死守した。
・その最期は“北斗世界における忠義と献身”の象徴とされる。
アニメ版の差異
・武装集団をジープごと切り裂くなど戦闘描写が強化。
・弟ミツはウイグルに処刑され死亡。
・獄内では師ソウジンとの師弟対決が描かれ、拳王への服従を拒否し捨て身で師を超える展開に変更。
・最期の敵が拳王親衛隊から拳王決死隊ブルグへと変更。
二神風雷拳（にしんふうらいけん）
・同一の感覚・筋力を共有する双子限定の拳法。
・互いの呼吸と気配を一致させ、雷と風のごとく連撃を繰り出す。
・鋼線を併用し、敵の動きを封じてから同時攻撃を行うのが必殺パターン。
余談・小ネタ
・パンツの色で見分ける設定（紺がライガ、深草色がフウガ）はアニメ独自。
・二神風雷拳はゲーム『真・北斗無双』でも再現され、連携攻撃が美しく再現されている。
・二人の最期はファンの間で「兄弟の誇りを捨てなかった男たち」として語り継がれる。
ユーザーの声
> ケンシロウへの敬意が生んだ裏切りと解放の瞬間が胸を打つ。
> 双子の絆と最期の死守シーンは、原作屈指の感動エピソード。
> 二神風雷拳の美しいシンクロは、北斗拳士とは異なる美学を示した。
