メテオガーリック [トリコ]

概要

分類：野菜（特殊強化系）
別名：ドーピングガーリック／隕石ニンニク
捕獲レベル：93
価格：1個7億円
サイズ：体長5m・重量1.5t
生息地：隕石落下跡地（希少）

メテオガーリックは、隕石の衝突によって変質した大地の養分を すべて吸収して成長する特殊植物。 市場ではほとんど流通しない幻のニンニクであり、 食べると“1ヶ月不眠不休で動ける”ほどの活力をもたらす。

ただし、その反動で筋肉が異常発達し、 一時的に全身がマッチョ化してしまう副作用がある。 この現象から「グルメ八法」により摂取制限が設けられている。

生態と特徴

メテオガーリックは極めて希少で、 隕石衝突のエネルギーが残留する土壌にしか発芽しない。 根は鉱石のように硬く、掘り出すだけでも困難を極める。

また、その滋養強壮成分は他の食材を凌駕しており、 一房でも巨大猛獣のスタミナを回復させると言われる。 地中のエネルギーを吸い尽くして枯れるため、 採取跡地は一時的に“死の大地”と化す。

作中での経緯

一龍がトリコにグルメ界攻略用の食材として依頼した五大食材のひとつ。 噂を聞いたトリコはココと小松を誘い、 ジダル王国のグルメカジノへ向かう。 現地でマッチと再会し、 カジノのオーナーであり地下料理界の支配者・ライブベアラーと対峙する。

彼との「グルメテイスティング勝負」に勝利したトリコ一行は、 ライブベアラーが“勝負のお守り”として 地下金庫に保管していたメテオガーリックの実物を入手。 こうして念願の実食に至る。

調理と味

メテオガーリックは“特殊調理食材”に分類され、 通常の包丁では切れず、火力にも耐性を持つ。 小松はライブベアラーの協力を得て調理工程を突破。

最終工程では、鉄板の上で高熱を加え、 中心部の圧力を利用して“花火のように外皮を弾き飛ばす”という 極めて豪快な調理法が用いられる。

可食部は直径数cmほどで、全体のわずか数％。 外側は香ばしくホクホク、中はしっとりとしたクリーム状。 ポテトのような歯触りと、チーズのようなまろやかさを併せ持つ。

味と効果

食べると体内のグルメ細胞が急速に活性化し、 代謝と筋肉量が爆発的に上昇。 ココの場合、その効果が顕著で“メテガココ”と呼ばれるほどの 異形のマッチョ体型へ変貌した。

食後には強烈な香りと共に体温が上昇し、 全身が燃えるような活力に包まれるが、 味そのものは驚くほど繊細で、 「甘味と香ばしさのバランスが極上」と評されている。

後日談と関連描写

小松は「ポイズンポテトと組み合わせれば さらに旨味が増す」と語っており、 作中では実現しなかったがその組み合わせはファンの間で有名。

トリコとリンの結婚披露宴では、 肉料理“完象エンドマンモスのステーキ”の上に 薄くスライスされたメテオガーリックが添えられており、 隣にはポイズンポテトを思わせる付け合わせが盛られていた。

豆知識

・読者投稿企画から生まれたアイデア食材。
・その設定の奇抜さとネーミングセンスから人気が高い。
・「筋肉が付くニンニク」として作中屈指のインパクトを誇る。

ユーザーの声

> メテガココの衝撃シーン、未だに忘れられない。
> 火花で外皮を弾く調理演出が最高にトリコ。
> 最後の結婚式で再登場するの、粋すぎる。

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