ビックリアップル [トリコ]

ビックリアップル(CV:高橋伸也)は『トリコ』に登場する果実で、 その名の通り「驚かすほど美味くなる」人面リンゴ。捕獲レベルは不明だが、 “ビックリレベル”という独自の数値で価値が決まる。

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概要



分類:果実(植物系)
別名:クリスタルアップル/人面リンゴ
生息地:ビックリ島(旧バトルアイランド原産)
捕獲レベル:不明(ビックリLV制度による独自評価)

ビックリアップルは、人間のような顔を持ち感情を表す特殊果実。 もとは猛獣が戦い続ける「バトルアイランド」の固有種だったが、 IGOが種を持ち帰り「ビックリ島」での栽培に成功した。

特徴は“驚かせるほど旨くなる”という性質で、 驚かされたときの反応を基に「ビックリレベル(LV)」が計測される。 LVが高いほど甘味や旨味が増し、値段も跳ね上がる。

生態と特性



顔付きで表情豊か、声にならない叫びを上げることもある。 ただしあまりに強い刺激を与えると失神し、 味が落ちてしまうため“痛めつけ厳禁”。 適度な驚かせ方が最も美味しくなるコツとされる。

実際、バトルアイランドやビックリ島では 空砲・爆音などの演出が常時行われており、 ビックリアップルたちは多少の爆音では動じない。 驚かせるには「予想外の発想」や「心理的恐怖」を利用する必要がある。

ビックリレベルと価値



LV0〜3(5万円/レベル):銃を発射
LV4〜60(50万円/レベル):バズーカやミサイル級
LV61〜80(100万円/レベル):火山噴火
LV81〜99(1000万円/レベル):巨大隕石衝突
LV100(時価):地球爆発級(伝説)

作中では、驚かせた者とその方法によって以下のLVが記録された:

・トリコ:拡音石で叫ぶ → LV27
・つららママ:脅迫 → LV20
・トリコ:17連釘パンチ(失敗、成功ならLV50)
・テリークロス:睨みつける → LV40
・一龍:不明(推定LV95)
・次郎:不明(LV92)
・ゾンゲ:オナラの匂いでLV80を記録(驚異)

アニメでは独自演出として、 鉄平の「超長い独り言」(LV30)、鈴のフェロモン脅かし(LV19→20)なども追加された。

食味と調理法



生でも非常に甘く芳香が強いが、酸味の強い個体も存在する。 その場合は「シャーベ林檎」をかけて食べると爽やかさが増し、 味のバランスが取れる。

果肉は瑞々しく、噛むたびに香りが弾けるジューシーな食感。 驚かされた瞬間の“緊張”が旨味へ変わるという設定もあり、 作中では“感情を食べる果実”として描かれている。

作中での登場とエピソード



メロウコーラ編とサンサングラミー編の間の短編に登場。 ビックリ島で行われる「仰天祭」の目玉食材として登場し、 トリコや次郎、一龍らが挑戦する。 ゾンゲがオナラでLV80を出した逸話はファンの間でも有名。

最終話前のトリコとリンの結婚式では、 “地球滅亡級”の出来事(ネオとアカシアとの最終決戦)により 地球そのものが恐怖した影響で、ビックリLV100の果実が登場。 小松の手で櫛型にカットされ、 フルコース「デザート」虹の実ゼリーの中に シャボンフルーツやドドリアンボムと共に収められた。

豆知識・裏話



・“ビックリアップル”の名は「リンゴで驚く」という語感から生まれたダジャレ設定。
・作中では「驚き=旨味エネルギー」という独自理論が語られている。
・顔つき果実モチーフは、作者・島袋光年の短編でも何度か登場している。

ユーザーの声



> ビックリさせるほど美味くなるって発想がもうトリコ。
> ゾンゲのオナラで80出すくだりで腹筋崩壊した。
> 最終話で“地球爆発級”が正式登場するの最高すぎる。