ファリン [ダンジョン飯]

概要

所属：ライオス隊（冒険者パーティ）
立場／職業：魔術師（防御・治癒・除霊系を得意）
家族：兄＝ライオス
髪色・瞳色：薄茶色の髪／琥珀色の瞳（近視気味で細めがち）
体格：ライオスとマルシルの中間程度の身長
特徴：色白で頬が常に紅潮して見える（肌が薄く内側が透けるため）

性格・立ち位置

・基本は温厚で人当たりがよいが、兄同様どこか浮世離れした価値観。
・虫や一部の魔物にも偏見なく接する一方、被害があれば排除もやむなしと割り切る現実性。
・「他人を犠牲にしてでも大切な人に生きてほしい」と言い切るほど身内への情が濃い。
・価値観形成にはライオスの影響大。無報酬の護衛や“ケン助かわいい”発言など独特の感性が随所に表れる。

魔術・能力

・防御魔法／治癒術／除霊術に秀で、死霊に対しても慈愛的に接する信条。
・生来の天賦に優れ、マルシルをして「本当にすごかった」と評される技量。
・幼少時、知識ゼロ・木の棒で兄に憑いた悪霊を祓った逸話を持つ。
・感覚派で教えるのが苦手（「いい感じの所でダッとやってドーン!!」的説明）。
・体力＝5／力＝3（ワールドガイド）。駆け出し期は金属杖で殴り合う場面もあり、モーニングスターでの救援描写もある。
・蘇生後は無詠唱級の強力な防御を発するなど魔力の高まりが示唆。

来歴（要点）

・村時代：霊術の才で疎外されがち。兄は先に村を離脱。
・学生時代：魔術学校へ。近隣の天然ダンジョンで実地学習し、授業成績で頭角を現しマルシルと親交を結ぶ。
・島到来～結成：隊商同行を経て島へ。金剥ぎ一団参加（約3年前）→ライオスと新パーティ結成。「トーデン兄妹」として一目置かれる。

代表エピソード（抜粋）

・レッドドラゴン戦：仲間生還のため囮となり喰われる→遺骸回収と黒魔術的手段により蘇生。
・蘇生直後：爆発事故の危機で即座に強力防御を展開、異常な魔力上昇を示す。
・武勇の片鱗：下層域のコカトリスを単身で撃破（不意打ち・相手負傷あり）。

人間関係

・ライオス：実兄。強い相互依存と信頼。兄の無茶を支え、兄は妹救出・蘇生に全てを賭す。
・マルシル：学友→仲間。精霊実験を契機に親交。ダンジョニウム観の転換にも影響。
・シュロー：仲間。清潔志向の彼が芋虫を愛でる横顔に“一目惚れ”。後に正式に求婚するも丁重に断られる。
・両親：父は配慮に欠けた伝達で誤解を招くが娘を案じて学校進学を決断。母は体が弱く独自の方法で庇護。ファリン自身は関係良好。
・レッドドラゴン：物語の転機を作った因縁の存在（喰われ→蘇生）。

行動特性・小ネタ

・魔物食への忌避感が薄く、ドラゴン料理にも興味津々。
・霊への礼節を忘れず、宿を取る際に幽霊へ挨拶して許可を得る一幕も。
・本編後半にかけて“恵体化”傾向が強まり、『デイドリーム・アワー』ではより顕著。

ユーザーの声

> 防御・治癒の安心感と、魔物へのフラットなまなざしが好き。兄妹の距離感も胸に来る。

閉じる